mixiユーザー(id:988396)
2023年04月05日18:42
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読書の春こそ冷静に
一般に、読書の秋というけれど、本を読むのは秋だけじゃなくって。
確かに秋は頭がスッキリ。春はぼーっとしておるものね。が。
読書は常に、君を幸せに致します。
友人F君@尾張のヒップホップ/レゲエ系が、こんな日記を書いてました。
『#やるなら若いうちがおすすめ』
やっぱり読書。 文字が読めるなら、やっといた方がいいよ。意味がわからない単語は、辞書使うとか、気になる事柄が出て来たら、百科事典使うとか。俺も、通知表がオー…
ameblo.jp
https:/
氏いわく
「若いうちから本、読んだがイイぜ」
氏の言はけっこう深くて、読書習慣は歳をとってからではなかなか身につかない。つい映像や音声に奔るがそれは単に“瞬間移動・脊髄反射“の謂かも知れない。
映像や音声はだって、向こうから来るでしょ？ 自動的に。
いっぽう文学や評論は、こちらから取りに行くとまでは言わないまでも、一言一句噛み締めつ、冷静である事を求められる。
じっくり取り組むこの姿勢、映画の比じゃない。
※きょうびの人々、ネットニュースに直ちに反応。記事をしっかり読まずして、誤字脱字だらけ・意味不明かつ、記事と全く関係ない自己主張オンリーのコメントをヤフコメ初めしまくるのは、脊髄反射もとより連中がマトモな本を読んでないその証左である。
さてF君は
・ゲーテ『ファウスト』
・フランクル『夜と霧』
を取り急ぎ挙げておられた。
うむ、すこぶる正しい。
とりわけ後者はMustです。アウシュビッツだかダッハウだかに囚われた、医師で西洋坊主のフランクル博士。ユダヤ人であるから死は目前。
西洋坊主の氏は、システム的にキリスト=イエスに祈ります。皆と自身との生還を。
しかし同時に、至極冷静に観察す。強制収容所の建屋の構造、ナチスの連中はじめとし、誰がいつ何を言ったか。窮地の中でそれぞれが、どう振る舞ったのか。
※このあたり、さすが医師ではあります。
岡田阪神4連勝。俺は矢野の2年目くらいからずっと、岡田彰布元監督を我がタイガースの次期監督に推していた。再任させよと。
嘘と思うなら、拙過去ログを検索してみてくださいな。
それは連勝したとか「神采配！」とかではない。岡田氏自身、窮地に陥っても決して焦らない。それが選手に伝わって、昨日の湯浅の牽制といい、選手個々人が極めて落ち着いておる。
神采配というならば、フランクルにも通ずる冷静さ・観察眼がそのベースであろう。
ユダヤの民@ナチスの強制収容所とストリクトさは違うけど、野球だろうがリーマンだろうが、トラック野郎も政治家も、共通するのは
「何か災いが起きたときこそ、決して焦ってはならない」
といふこと。
この4月、社会人デビュウした若い衆に、これは是非伝えたい事であります。頭は冷え冷え・他人事的に。ただしハートは真っ赤っかに。
自己と我が社を防御する、This is 要諦な、要諦。
冷静たるは文学ならば、ポーよね。エドガー・アラン=ポー。
『メールシュトロームの大渦』。“大禍なきように“って、これが語源じゃね？
岬の突端、山のてっぺんで、ある老人が海を眺めている。彼は漁師あるいは船乗りだった。
若い者が散歩中、氏と出会い訊く。「あなたは何ゆえずっと海を見つめているのですか」。
老人はおずおずと昔話を語り出す。
今を去ること30余年前。若かった老人は、船に乗り込み船荷は満杯。そこへ大渦巻が襲い来る。
乗組員はばんばん海に投げだされ、🏖 ←夏のビーチじゃありません 渦巻のなかへ船が引き込まれてゆく。
もはやこれまで。そう達観した氏は船縁につかまりつつも、さてこれはいったいどういふことになっておるのか。グイングイン揺れる甲板で、ふと観察を始める。
そすか。軽い荷物が先に放り出され、重い船荷は残るスか。
然して彼は、重いやつに自身の体を縛り付け、何とか生還。
な。冷静だろ？
ことほど左様に文学は、冷静であることを要求す。登場人物もちろん読み手は一層。
映像作品と書籍。比べること自体ナンセンスなのだが、映画がよしんば原作モノならぜひ原作を御一読。
全然違うから。そして原作を越える映画は、ほとんどありません（本当）
例外は『フォレスト・ガンプ』くらいじゃね？
◆延々走り、アメリカ大陸横断するのシーン。音はジャクソン・ブラウンほか
https:/
ジェニー、君が恋しいよ。
当該映画、中締め的にはフリートウッド・マック。
◆Go Your Own Way
https:/
そしてえーっと、誰だっけ。
◆ボブ・シーガーか。
https:/
奇しくも『フォレストガンプ』と同じくジェニー繋がり。アメリカ人って、ジェニーさんがファム・ファタール（運命の女）なのかしらね。
ジャクソン・ブラウン続けます。
◆Late for The Sky
https:/
ラストは例の、アレなやつ。BBCライブで、どぞ。
◆孤独のランナー
https:/
取り急ぎ。
確かに秋は頭がスッキリ。春はぼーっとしておるものね。が。
読書は常に、君を幸せに致します。
友人F君@尾張のヒップホップ/レゲエ系が、こんな日記を書いてました。
『#やるなら若いうちがおすすめ』
やっぱり読書。 文字が読めるなら、やっといた方がいいよ。意味がわからない単語は、辞書使うとか、気になる事柄が出て来たら、百科事典使うとか。俺も、通知表がオー…
ameblo.jp
https:/
氏いわく
「若いうちから本、読んだがイイぜ」
氏の言はけっこう深くて、読書習慣は歳をとってからではなかなか身につかない。つい映像や音声に奔るがそれは単に“瞬間移動・脊髄反射“の謂かも知れない。
映像や音声はだって、向こうから来るでしょ？ 自動的に。
いっぽう文学や評論は、こちらから取りに行くとまでは言わないまでも、一言一句噛み締めつ、冷静である事を求められる。
じっくり取り組むこの姿勢、映画の比じゃない。
※きょうびの人々、ネットニュースに直ちに反応。記事をしっかり読まずして、誤字脱字だらけ・意味不明かつ、記事と全く関係ない自己主張オンリーのコメントをヤフコメ初めしまくるのは、脊髄反射もとより連中がマトモな本を読んでないその証左である。
さてF君は
・ゲーテ『ファウスト』
・フランクル『夜と霧』
を取り急ぎ挙げておられた。
うむ、すこぶる正しい。
とりわけ後者はMustです。アウシュビッツだかダッハウだかに囚われた、医師で西洋坊主のフランクル博士。ユダヤ人であるから死は目前。
西洋坊主の氏は、システム的にキリスト=イエスに祈ります。皆と自身との生還を。
しかし同時に、至極冷静に観察す。強制収容所の建屋の構造、ナチスの連中はじめとし、誰がいつ何を言ったか。窮地の中でそれぞれが、どう振る舞ったのか。
※このあたり、さすが医師ではあります。
岡田阪神4連勝。俺は矢野の2年目くらいからずっと、岡田彰布元監督を我がタイガースの次期監督に推していた。再任させよと。
嘘と思うなら、拙過去ログを検索してみてくださいな。
それは連勝したとか「神采配！」とかではない。岡田氏自身、窮地に陥っても決して焦らない。それが選手に伝わって、昨日の湯浅の牽制といい、選手個々人が極めて落ち着いておる。
神采配というならば、フランクルにも通ずる冷静さ・観察眼がそのベースであろう。
ユダヤの民@ナチスの強制収容所とストリクトさは違うけど、野球だろうがリーマンだろうが、トラック野郎も政治家も、共通するのは
「何か災いが起きたときこそ、決して焦ってはならない」
といふこと。
この4月、社会人デビュウした若い衆に、これは是非伝えたい事であります。頭は冷え冷え・他人事的に。ただしハートは真っ赤っかに。
自己と我が社を防御する、This is 要諦な、要諦。
冷静たるは文学ならば、ポーよね。エドガー・アラン=ポー。
『メールシュトロームの大渦』。“大禍なきように“って、これが語源じゃね？
岬の突端、山のてっぺんで、ある老人が海を眺めている。彼は漁師あるいは船乗りだった。
若い者が散歩中、氏と出会い訊く。「あなたは何ゆえずっと海を見つめているのですか」。
老人はおずおずと昔話を語り出す。
今を去ること30余年前。若かった老人は、船に乗り込み船荷は満杯。そこへ大渦巻が襲い来る。
乗組員はばんばん海に投げだされ、🏖 ←夏のビーチじゃありません 渦巻のなかへ船が引き込まれてゆく。
もはやこれまで。そう達観した氏は船縁につかまりつつも、さてこれはいったいどういふことになっておるのか。グイングイン揺れる甲板で、ふと観察を始める。
そすか。軽い荷物が先に放り出され、重い船荷は残るスか。
然して彼は、重いやつに自身の体を縛り付け、何とか生還。
な。冷静だろ？
ことほど左様に文学は、冷静であることを要求す。登場人物もちろん読み手は一層。
映像作品と書籍。比べること自体ナンセンスなのだが、映画がよしんば原作モノならぜひ原作を御一読。
全然違うから。そして原作を越える映画は、ほとんどありません（本当）
例外は『フォレスト・ガンプ』くらいじゃね？
◆延々走り、アメリカ大陸横断するのシーン。音はジャクソン・ブラウンほか
https:/
ジェニー、君が恋しいよ。
当該映画、中締め的にはフリートウッド・マック。
◆Go Your Own Way
https:/
そしてえーっと、誰だっけ。
◆ボブ・シーガーか。
https:/
奇しくも『フォレストガンプ』と同じくジェニー繋がり。アメリカ人って、ジェニーさんがファム・ファタール（運命の女）なのかしらね。
ジャクソン・ブラウン続けます。
◆Late for The Sky
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ラストは例の、アレなやつ。BBCライブで、どぞ。
◆孤独のランナー
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取り急ぎ。
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