生きた手本

この表現って嫌いなんですよ。
主にベテランスポーツ選手のことを指しますが、若手にプロフェッショナルとしての振る舞いを教えるのはコーチがいるはず。まぁコーチのことを「死んだ手本」とは言わないんですが…。
先輩の動きを見ながら「参考にしよう」「真似しよう」と思うのはプロとしどうなのよ、と思うからです。

チームが抱えられる選手に限りはあるし選手給料予算も無限ではありません。若手選手のお手本のために大事な１枠を使うのはムダであり、ベンチの雰囲気を明るくしたいならお笑い芸人をコーチで置いておいて、選手の枠は戦力になり得る人のために空けておくべきなんです。

ジャイアンツに加入した松田宣浩はレギュラーである岡本や中田のバックアップであり、彼に支配下登録枠なり一軍選手枠を１枠与えるくらいなら若手選手を使いたい。少なくともホークスでは戦力にならないわけだし。

復帰した長野久義は意味合いが違う。彼もカープを戦力外になっているが、元々ジャイアンツの選手であり引退後のコーチ就任のための意味合いが強い。ただ選手として使い物にならないなら5月くらいには引退させてしまうのがよいと思われる。
プロってそれくらい厳しい世界だと思うんだよ。