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2022年10月07日08:07

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嫌な記憶を書き換える

もう少し深く知りたいのですが、とりあえずは研究を待つしかなさそうです。
しかもどうでも良さそうな内容の記憶や海馬の全体刺激でも同様な効果が、というのは非常に興味深いです。
 
しかし薬剤や幻覚剤は医師であっても避けるのが良いように感じます。
【良い記憶を活性化させることで嫌な記憶を書き換えることに成功 カラパイア】
https://karapaia.com/archives/52316628.html 抜粋
良い記憶と悪い記憶の分子的・遺伝的差異をマップ化し、両者がさまざまなレベルで大きく違うことを突き止めている。

 それによれば、良い記憶と悪い記憶は物理的にまったく異なっているのだという。
 なにしろ良い記憶と悪い記憶の細胞は、ほとんどあらゆる点で違う。海馬内での保管場所も違うし、他の細胞とコミュニケーションするための経路も違う。さらに分子レベルのメカニズムまで違うらしいことがわかっている。

 ラミレス助教は、「つまり脳内にはポジティブな記憶とネガティブな記憶を区別する分子レベルの基礎があるのです」と説明する。

◇良い記憶を活性化させると、悪い記憶が書き換えられる◇
・・ 掲載された研究では、これを利用してマウスの悪い記憶を書き換えることにまで成功している。

 (マウスに)たとえば美味しいチーズをあげたり、仲間と交流させれば良い記憶ができるし、足に軽い電気ショックを与えてやれば嫌な記憶ができる。
 次に、マウスにその悪い体験を思い出させると同時に、良い記憶を活性化させる。すると、良い記憶が悪い記憶を塗り替えて、それによる恐怖心が緩和されることが確認されたのだ。

 嫌な思い出を緩和するには、良い思い出を使うのが一番効果的だが、中立の記憶(たとえば退屈な経験)を活性化したり、海馬全体を活性化したりしても、同じような効果を得ることができるという。

 この研究の筆頭著者であるステファニー・グレラ氏は、「どんなタイプの記憶とも結びついていない細胞をたくさん刺激してやれば、恐怖記憶を混乱させることができます」と説明する。

 また幻覚剤や違法薬物などを使った実験的な治療の研究が増えていることも指摘する。
 たとえば、2021年の研究では、適切な量のMDMAを投与すると、重度のPTSDを緩和できることが判明した。

 「ここでのテーマは、報酬と良いことを利用して、過去の嫌な要素を書き換えること」と、ラミレス助教は話す。

 「内容は似ていますが、ネズミではなく人間が対象です。ネズミでは良い記憶を人工的に活性化しましたが、人間ではMDMAの投与でトラウマの記憶が書き換えられるか確かめられました」
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