mixiユーザー(id:1315314)

2023年11月05日01:26

131 view

ゴジラ-1.0を見てきました

1年半ぶりの日記です
僕はかなりゴジラが好きなのですが、
今回、担当される監督さんには煮え湯を飲まされてきたのでだいぶバイアスがかかってると思います

そんな自分が書く感想なので、「誰が担当する」とか関係なく作品を評価される方には不快な意見も飛び出す事をあらかじめご承知おきください

警告はしたぞ?













僕は基本、前知識を仕入れずに映画を見る派なので、
戦後、突然ゴジラが日本を襲う&それに対する現行兵器で立ちむかう…という筋書きにはかなり関心しました。

やはり、ゴジラ特攻=オキシジェンデストロイヤー=それを生み出した芹沢博士という存在が大きすぎるので、この札を欠いた状態でどうゴジラを倒すか?という切り込みは面白いです。

そんなゴジラに抗うは、旧帝国海軍所属船籍たる響&雪風!
その2隻の元におびき寄せるのは、なんと震電!
恐らく、ある程度ゴジラ知識があると割と考える架空戦記だと思います。
その夢の対決を令和に、しかも白組&スクエニの国内トップのVFXを手掛ける二大陣営が寄生獣以来、しかもゴジラを手掛けるのです。ここは手放しで褒める所だし、自分も感嘆しました。

では肝心のゴジラはというと、初代よりも大きい2代目と張り合える50mクラスのサイズが新宿に現れ、国会議事堂に熱戦&余波で新宿は消し炭になります。
この一連の流れ、暴力とも言える暴れっぷりは中々よかったです。
熱戦を吐く際の発行した背びれがボコボコ立ち上がり、ガメラのハイ・プラズマばりに息を吸い込んでの熱戦は中々迫力があります。
劇中では重巡高雄と国会議事堂+ロートル戦車がキノコ雲と化しました。

ただ、このゴジラのビジュアルが、下腹部がぽっこりしてて、正直妊婦さんに見えちゃうんですよね。
スリムにしてもレジェゴジのパクりとか言われるのは分かるんですが…
ただ顔つきや運動性は割とスポーティで、特に噛みつきとテールスマッシュの脅威っぷりは特筆すべき物があると思います。
そういう意味で恐竜「ゴジラザウルス」の正当進化っぷりが見えて、ここはいいと思います。



さて、ここからがダメ出しポイント。
山崎さんと言えばドラ泣きと揶揄される所ですが…正直ゴジ泣きしたくてメガホン取ったとしか思えないんですよね。
そりゃ、シン・ゴジラの後続で比べられる罰ゲームみたいなゴジラ監督のイスですが、
そこはもう少し抑えろよというのが、自分の正直な感想です。

さすがアルキメデスの大戦を撮っただけあって、戦後の人間はよく描けてました。
そんな時代の人々を名だたるキャストも最高の演技で応えてました。
ただ、演技が凄すぎてクドいというか…それゴジラにいる?ってなっちゃうんですよね。
そのクドさが、ゴジラとの決戦に赴く人々や待たされる人々を描く場面の前フリでオチが分かっちゃうんですよね。

・震電の特攻の説明をバックにカメラもバック=これ脱出装置の説明も後出しするな
・太田さんとカヨコちゃんの元に届く電報=これノリコ生きてるのを知らせる文だな

で、この2つの前フリのせいでゴジラ特攻直前に脱出、ノリコも生きてて3人でハッピーエンド、もといゴジ泣きやりたくてこれ入れたな…てのが読めちゃうんですよね。

僕はバッドエンド好きでもありませんが、こうした見え見えの前フリってやっぱり萎えちゃうんですよね
僕がうがった見方しすぎてるのかもしれませんが…

以上を踏まえて、-よりの評価がゴジラ-1.0の自分の評価です。
ただ、要所要所でかかる伊福部さんのサウンドと圧倒的なゴジラの暴力、そしてオキシジェンデストロイヤーなしでゴジラと戦う描写はシン・ゴジラにもなかったリアリティがあって、そこはよかったと思います。

なので素直に劇場での迫力あるサウンド&スクリーンで見る価値はあります。
まぁ、ここまで読んでくださった方はとっくに鑑賞済みだと思いますが。

以上です。ここまで読んで頂き、有難うございました。
2 0

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する