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2021年11月15日20:59

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トヨタ紡織高出力リチウム電池開発に着手

トヨタ自動織機の開発が、トヨタ系のグループが自動車の製造に向かうポテンシャルを
生み出したことには異論はあるまい。現在はトヨタ系の自動車のシートをメインに製造

豊田各社に納入している。リチウムイオン電池の高出力タイプをレーシング仕様に試作
に着手。祖業の紡績業から連なる繊維加工技術を生かして、高出力で高速充電可能な、

電池を開発。レース車など、瞬発力が求められる製品で採用を目指す。愛知県刈谷市の
本社工場の試作ラインが11日に報道公開された。トヨタ紡織は、リチウムイオン電池

で重要な構成部品「セパレーター」に強みを持つ。セパレーターは正極と負極の間に
設置され、両極を絶縁(分離)しつつ、リチウムイオンを行き来させる。

 通常はフィルム素材が使われるが、トヨタ紡織は車用エアフィルター製造でのノウ
ハウを持つ不織布を用いた。充放電の効率が高く、高出力と高速充電を実現。充電時間
は、スマートフォンに使われている一般的な電池との比較で、十分の一で済むという。

 既に欧州の自動車メーカーと採用に向けた交渉を進めており、車両向け以外でも、
試作品の出荷を始めた。「止まった状態から一気に動く」ものに特性が生かせるといい

離着陸時のエネルギーが大きいドローンのほか、エレベータや、建設車両などの用途
を想定する。この日、報道向けに事業を報告した沼毅社長は、電池について「客先と

色々な使い方を研究している」と説明。現状は約8%にとどまるトヨタ自動車以外の
顧客への売上高を、2030年に二割以上に引き上げる目標も掲げ「脱炭素をはじめ
世の中の課題解決に貢献できる会社になっていく」と述べた。
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