民主主義を狭くとらえてはいけない。

この問題の恐ろしさは、保守勢力と革新との対立の問題だけではありません。
単なる政治問題と捉え、挙句の果てに、根拠も何もないのに、一坪運動家をスパイ呼ばわり反日呼ばわりするのは、アタマが悪すぎて気の毒なほどです。

調査とはいいますが、何をどういうふうに調査するのでしょうか。その（建前ではなく実際に何が起きているかという）実態についての知識を持つべきです。
警官が下宿屋にやってきて、「〇〇さん、問題はないですか？」と聞いた例を知っています。〇〇さんは、窃盗の前科があるそうです。
また、時々、野党系の候補の選挙事務所を監視したり盗聴したり…という事件が起きます。

これらの事件は、国として、外国のスパイを取り締まったり、治安をよくしたり…という確固たる意図があってやるのではなく、末端の警察やらの役人が、権力欲の塊だから自分の快楽のためにやる場合もあるでしょうね。

警官ではありませんが、生活保護関係の役人が、あの人は保護を受けていると言いふらした事例も耳に入りました。

私個人は、特に何があったというわけではありませんが、人間を信用してはいけません。公務員だから信用できるかというと、そんな保証はどこにもありません。友人などに、信用できる人間も、中にはいるというだけです。

調査されると、就職などに響くこともあります。また、響かないとしてもそういう懸念が運動を鈍らせて、言論の自由を実質的に奪うことになります。

この日記を書くにあたって、、
花角英世新潟県知事が、海上保安庁次長時代に、名護市辺野古米軍新基地建設に反対する市民に暴行した（正当防衛、緊急避難的なものではない）事件をネットで探しましたが、探すのに苦労したほどです。隠蔽されています。もっとも、有権者の忘れっぽさも問題です。人格障害の豊田真由子すら、イケシャシャーとテレビに出るほどですから。花角や豊田は、あくまでも一例にすぎません。
誰かが声を発していくという言論の自由がないと、悪の権化のようなのが、紳士面して当選を重ねることになります。

また、言論の自由がなくなると、たとえば、オリンピックのように、今まで開会式のセレモニーの立案に力を尽くしていた人を下ろして、仲間を入れて高い金を払う。利権のことしか考えなくなるという事態が蔓延します。
その結果、潰れはしたものの、オリンピッグなんていう耳を疑う企画が出てくるというわけです。

民主主義を守らないと、
いわゆる「右」だ「左」だということではなく、国力が下がります。怠けてゲームばっかりやっている学生の成績が下がるようなものです。


■「平和運動つぶされる」　土地規制法案、市民らが抗議
(朝日新聞デジタル - 06月15日 19:45)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=6556079