注射後、針の根元の空隙（dead space）に溜まる残液0.07〜0.08mlはシリンジと共に廃棄するのが決まりだが、この5回分をまとめると既に1回分の接種量になるから、高いワクチンをそうやって捨てるのは勿体無い。故に空隙を約20分の1の0.004mlに抑えたシリンジ (low dead space syringe) を使って、公称5回分でも実際は6〜7回分相当の注射液を収めた vial（容器）から６回分吸い出す…という話らしい。左様な事情なら、low ではなくて no dead space だろうと私は思うが、ロー・デッドと言い慣わされている。
25年前、韓国の企業がアメリカの顧客の依頼を受けて腎臓病患者向けの高価な薬剤用に開発した節約型注射器なので、K-syringeと呼ぶ。K-防疫と並ぶ韓国の対日医療勝利の証しﾆﾀﾞ！とムンが大々的に誇り高ぶった…という記事を読み、私はこめかみに怒筋を浮かべたが、宇治徳洲会病院の先生が、コリアン・シリンジなどわざわざ使わずとも、既存のインスリン注射器の転用で6回と云わず７回採れる！と衝撃的発表をした。
但し、この転用には問題が二つある。
問題1 ワクチン接種用に大量消費されては、本来のユーザーである糖尿病患者用の分が不足する恐れがある。
問題2 皮下注射用の短い針（13�弌砲鬚弔韻織ぅ鵐好螢鵝Ε轡螢鵐犬魘敍�注射に用いる場合、デブの筋層には届かない恐れがある。
上記二問題を解決するため、旧来のインスリン注射器の針を13�个�ら16�个某�ばしたものをテルモが3月末より量産開始する。筋肉注射針は23�个�標準であるが、実験の結果、16�个△譴丱妊屬糧蕾嫉號辰魎咾い洞攸悗愼呂�ことが分かった。
ちなみに、「皮下脂肪厚が10�舒焚次帖廚箸いη�りがあるはずなのだが、10�个魃曚┐覆韻譴�13�仗砲任皀妊屬剖效蹐任�るのか、10�个魃曚┐討�16�仗砲覆薀妊屬剖效蹐任�るのか、10�个魃曚┐燭�16�仗砲任皀妊屬剖效輊垈帖△茲辰撞�定の23�仗砲鮖�つ5回打ちシリンジしか使えないのか…そこんとこは忘れちゃった。
■5月中に「6回打ち」注射器に 高齢者接種で河野氏方針
(朝日新聞デジタル - 03月26日 19:44)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=6461514
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