連休中の行楽地の人出、昨年に比べて激増。新型コロナウィルス感染は今後地獄化する。

この度の５月連休（４月末はさほどではなかった）の行楽地の人出は例年と変わらない大混雑だった。昨年のほとんど人がいなくなった行楽地とは大きな違いである。
特にキャンプは何を勘違いしているのか屋外だから感染リスクが少ないと思ってる人が多くどこも例年以上の混雑となったのである。
キャンプはテントの３密がひどく、更に屋外と言えども大声でのマスク無し会食となって、感染リスクはホテルで泊まるよりははるかに高い。それなのにホテルはガラガラ、キャンプ場は大混雑となったのである。
当地富士ではトイレや水場もない畑がいきなりキャンプ場となって（富士山が見えるというだけでＳＮＳで人が来るバカげた状態）畑がいきなりキャンプ場となる始末だ。何の規制もないのがいずれ大問題となるだろう。テレビで民家の庭先にテントを張る番組の影響だろうが、今は社会問題となってしまった。

こんなキャンプブーム、大にぎわいの後には必ず感染拡大のピークを迎えることは過去の実態で分かっている。キャンプ場の賑わいでどのくらいの感染に成るかがわかる。
昨年は３月末の連休でキャンプが大混雑。この時に私が警告した通り４月中旬から感染拡大がひどくなり、最初の緊急事態宣言が発令された。
この時は志村ケンさんの死亡もあり、自粛が効いて５月連休は行楽地ではどこも休業した。しかし今年は昨年より変異種により感染リスクが１０００倍というにも関わらず国民は政府の言うことを聞かなかった。

今回の変異種は今までのウィルスよりも感染リスクが１０００倍も強いという。更に若い世代への感染力も強く、年齢に関係なく重症化するという恐ろしいものだ。更に知能が低い愚かな者がコロナウィルスを軽視したデマをＳＮＳで流している。これは犯罪行為になるにも関わらず野放し状態だ。間接的に傷害行為になるので刑事罰を科すべきであろう。デマには言論の自由は通じない。根拠を示して発言すべきであろう。

この国民が政府の言うことを聞かない最大の原因は東京オリンピック開催にある。
政府は各種のイベントの中止指令を出しながら、オリンピックは国民にとって不要不急のイベントだ。スポーツ選手にとっては夢をかけているのだろうが、国民にとっては命を懸けてまで開催する必要は無い。中止すべきものなのだが、政府の方針は「開催ありき」で無理に押し進めようとしている。

このような政府の姿勢に対して国民に外出自粛要請など聞くわけはない。この国民行動が政府を無視するようになったのは政府がオリンピックを無理やりに実施しようとしているからに他ならないだろう。
オリンピックは即刻中止して、この厳しい状態を国民に知らしめるべきではないか。
オリンピック開催に対する政府の方針が実にバカげている。「最大限の感染対策を打ちながら開催する」と。最大限の感染対策はイベントを中止することだ。無観客でも海外から沢山の人がやってくる。これを阻止することが最大限の感染対策であることは誰でもわかることではないか。イベントを一切中止することが感染対策であって、いくらマスク着用や、密にならないや手の消毒などは二の次ではないか。

このことは飲食店や観光地でも同じ事。飲食店はマスクを外して会話をすることが最大の感染源。行楽地は人込みと、行くまでの施設の混雑が最大の感染源。
飲食店の時短要請など全く意味がない。大事なことはお客が店内で会話をする事を禁止させる事ではないか。それを罰則を設けて禁止しなければ何の意味もない。店側の感染対策は現状で限界だ。重要なのはお客の行動を規制する事だろう。飲食店内では会話は禁止。食事や飲酒は一人ずつ。これを守らせれば飲食店は自由に営業してもよいのではないか。しかし接待を伴う飲食店は無理であろう。工夫が必要だ。オンラインで接待するしかない。
国民の行動規制が重要なのである。

行動規制をすると補償を要求する人がいる。行動の自由、営業の自由など。
しかしこれには条件がある。他人に迷惑をかけない事の。コロナ感染は傷害行為に当たる。だから刑事罰だ。規制されて当然である。デマを飛ばして感染拡大を招くことも傷害行為になる事も忘れてはならない。誰が言ってることでも頭でしっかりと考えて、理論的根拠を確認してから行動を起こすべきであろう。
花崗岩でのコロナウィルス殺菌はすでに理論的に確認されていることだ。実際に治療を行っている方もおられる。物凄い完璧な治療法だと評価をいただいている。このような役に立つことはいくら広めてもいいが、「コロナは風邪と変わらない」などというようなデマを飛ばすことは今は許されない。自分で研究したことであればその根拠を誰が言ってるというのではなく、自分で示せばいい。それができないものはデマと言える。

このように国民がほとんど政府の言うことを無視しだした。中には「我慢できない」と。我慢できないからと他人を死に追いやっていいのか。だめに決まっている。
このままで行くと５月末には感染拡大はひどさを増し、。死者が続出する「地獄」となる事は明らかだ。抜本的な対策をうたねばならない。
国民の行動を罰則を持って規制するか。それともコロナウィルスそのものを撲滅させるか。これは花崗岩の利用によって可能である。

今世界に求められるのはこの二者選択ではないか。今の非常事態宣言を行っても何ら解決はしないことはお分かりだろう。
後者を選ぶことを私は希望する。再び前の世界に戻せるからだ。前者の方法では永遠にコロナと共存していかねばならないからだ。もとに戻ることはない。