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2021年02月19日09:42

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日本で筋肉注射が少ない理由

里見 宏
11時間前 ·
今朝(18日)の朝日新聞は、ワクチンの筋肉注射を取り上げていた。
日本で筋肉注射が少ない理由は半世紀前にさかのぼるとして、小児科学会の資料を紹介していた。解熱剤や抗菌薬が筋肉注射された後、筋肉が固まって運動障害などの症状が出た人が3千人以上報告された。症状と接種方法の関連はよくわからなかったものの、筋肉注射は避けられるようになったという。こんなあやふやなことで医師が筋肉注射をやめたのではない。
山梨県増穂町と鰍沢町(合併して富士川町)で、走り方がおかしく、座れない子がいることに保健師が気づいた。
1973年11月から高橋晄正医師と若手医師の自主検診が始まり、原因が大腿への筋肉注射が原因とつきとめた。これで大腿四頭筋短縮症が一気に全国で見つかり社会問題になった。医学的には足の大腿直筋への注射で、筋肉繊維に無理やり注射液を打ち込んだため、筋繊維が局所的ダメージを受ける。当時の筋肉注射液はpHや薬剤の筋肉への害作用について動物実験などはやられることなく認可されていた。
また、社会的背景に、国民は投薬より注射の方がすぐ効果でるという、注射信仰があり、それを利用する形で、医師は投薬より点数の高い注射を多用していた。
この事件で、多くの医師は筋肉注射をやめていった。しかし、50年の歳月はその問題を風化させ、医師も問題の本質を知らない世代になってしまった。
しかし、市民の一部に筋注問題が風化せず根強く残っている。これを無視して、多くの国民に強制であるかのようにワクチン接種を迫る国・自治体・医師会へ国民の疑念が晴れない。
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