POG毎年のお決まりですわね。「まさか、こんなことになるとわ」て奴ね。
自分のエース級に指名した馬たちが走りに走って互いにクラシック階段を切磋琢磨した挙句、晴れのダービーにゃ上位指名が3頭ぐらい出走、全部の馬がアナウンサーに名前連呼されながら掲示板に載って、中でもドラ1が叩きあいで頭差くらいで勝ち負け惜敗．．．みたいなんがイメージのベースでしょ？想像の頂点じゃなくてこれが底辺、負のベースでしょ？
いや、でもご承知の通りPOGの現実なんてさ。指名のトップ３までくらい、期間中ズラッと未勝利をコツコツ走って、下手したらエース格同士のダブルブッキングになってダートのお試しを妙に朝早い時間に走ってバリバリの砂専門マイナー牡種馬産駒に食われてせいぜい1頭だけ5着に引っ掛かって．．．うん、まだダービーには時間的にはどうにか間に合うはずだから．．とかいう成層圏の上にある妄想にふける日々じゃん？わかる？（←誰に言ってる？）
実際にはね。短距離専門ゲットは定石、ダートで着拾いのポイント稼ぎまくる健康が取り柄の1頭は必須、好みに偏重した今年の俺の1頭（当然ほぼ走らない）＆安パイのはずである筋の通った良血(兄弟にＧ1馬か、両親ド良血かね)のエース確保．．．これが本来のセオリーなんだろうなぁ。指名全部ダービー馬選ぼうとする気概はわかるけど、そもそも勝つことが目的じゃつくづく勝てないと悟ってますわ。自分が入れ込んで選んだ馬がどの番組だろうが、今日も頑張って小銭稼いでくれたのを嬉しく思うのがPOの醍醐味なんだよね、きっと勝負に負けて何かに勝ってるのさ、うんうん、多分ね、違うかもしれないけど．．．。
でと、そんな泣き言満点に始めましたが、その情けなさに重ね塗りしてくのが俺らしいっつうことで、今年もちゃんといるに決まってるじゃないっすか。ノーザン育ち−キャロ高額募集−藤沢インの黄金ラインで前評判ピカイチに引っ張られて選んだドラ1は、ハープスター保険付(当然掛け捨てですが)のアークライト．．．デビュー3戦勝てず。今さら和雄御大のふんわり穏やか調教に文句言う気なんてさらさらございません。むしろこれだけ負け続けても4戦連続でのルメール確保に凄味さえ感じます。
そしてもう1頭も5戦して未だ勝てずも4戦連続でルメール確保と言うだけで、陣営の期待がなお衰えていないことが感じられるピサ産駒グアドループ。前走結果が出なかったダートをおかわりっつうのもきっとなんか意味があるのでしょう．．．きっと．．．きっと。デビュー前から今回に至るまで安定してガンガン好評価をたたき出す調教ばんちょ．．．もとい攻め偉丈夫っぷりを見ちまったらそりゃこの子を選ばない理由がない。実際はレースに行ったらカーッとなって普通に力が出せなくなる、こっちの方もよくあるパターンだったわけですが、どうか今度こそ。
コケオドシと言う言葉がありますが．．．。コケとは虚に仮と書くそうです。うーん、今日出走のこの子達の現状を表すにはピチッとはまってるような。そしてこけおどしとは「愚か者を感心させる程度の浅はかな手段」の意があるそうです。ワハハ！俺のことか？いいじゃないいいじゃない。コケオドシ達よ、燃えよ！！愚か者は今日もまた君たちの勝利を信じてるぜ！
1/31東京1Rﾀﾞｰﾄ1400。先に行くはグアドループ、16頭立て6枠11番。馬具に工夫で今日こそ掛からずに行けるか？朝一ルメですが、どうか目が覚めるような結果を。
スタートスパンと出てこりゃいいと思いきや。ちょいとヤネが引いたらフガフガガルルと掛かって大騒ぎ。そのまま一列後ろの外からも被された完全に閉じ込められたところで無理やりに待機。なだめられないまま動きの取れないところへ押しやられ、どう考えても詰んだ位置かと思いきや．．．最終角回ってジリジリ2列目でついてくると、なんと内へ舵を取って割ってきた。そのままヤネだけに見えるルートなのか、ピタッと閉じてると思われた前2頭の間に突っ込んで縫って出てくると最後はゴリゴリに併せながら気合で押し切ってハナ差先着、すげぇ．．．馬も良く踏ん張ったけど、クリストフ圧巻。
ルメJ談「引っ掛かってはいたが、距離短縮とハミを替えたのがよかった。いいものはあるけど、道中パニックになったり精神面で成長が必要。」力あるがどこか出せない子を強引に勝たせてもらいました。ありがとうございます。
同じく東京5R芝マイル。直前稽古はぼんやりも、それじゃわからん藤沢厩舎とみんなご存じ16頭1番人気。5枠10番より先ほどに引き続き頼んだ、ルメJ！
ととと、そううまくは行きませんでした。素晴らしい出足で2番手でレースをコントロールできるいい場所で周回。そのまま3，4コーナー回してハナに並んでの直線押し切り、キレはないが前でぶった切っていく横綱相撲に持ち込みましたが．．．長い直線で完全に見た目にわかるガス欠で後退一途。最後は鞍上諦めておしておしてのどうにか5着。うーん．．．緩い上に冴えない時計の調教に＋14�圈�わかりやすくこの1戦は叩き．．．だと思いたい。
虚仮の逆と言えば．．．虚は実、仮は真かな？背に助けられたが、「真実」にまずはたどり着いたのが1頭。もう1頭はまだ今日も虚仮なれど、俺は愚か者らしくただコケオドシに一喜一憂するのみです。さあ次こそは．．．。
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