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2021年01月07日05:34

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武漢市の友好都市

・大分県大分市(1979年)
人口970万人の武漢市と、県庁所在地とはいえ人口40万人の大分市が何故友好都市なのか、しかも武漢市として最初に締結しているのかが気になり少し調べてみたところ、どうやら「鉄」繋がりということが判明しました。
武漢には、恐らく市内一広い敷地を有する武漢鋼鉄という巨大企業があり、現在も鉄鋼の街という一面があるのですが、1970年代に新日鉄大分の関係者が武漢鋼鉄に技術指導に訪れたことがきっかけとなり友好都市になったそうです。
近年は武漢に「大分市武漢事務所」を開設しています。市町村レベルで単独に現地事務所を開設するのは非常に珍しいと思われます。それだけでも力の入れ具合が分かります。
まだまだ大分から武漢に進出する企業は多くありませんが、代表的な例として「みどり牛乳」があります。大分の乳製品製造業である「九州乳業」が現在武漢で牧場を開き育てている乳牛から牛乳やヨーグルトを生産し、湖北省の富裕層向けに販売しています。厳格な管理の下、新鮮な牛乳を生産し中国人のみならず、当地の日本人にも評判です。

《友好都市》武漢市 Wuhan
http://www.city.oita.oita.jp/o017/shisejoho/kokusaikoryu/1056084356212.html
武漢鉄鋼コンビナートの近代化プロジェクトに、新日本製鐵株式会社大分製鐵所(現 新日鐵住金大分製鉄所)が選ばれ、武漢鉄鋼公司から延べ200名の技術者が大分市に長期間滞在し、また大分製鐵所からも数多くの技術者が武漢市に派遣されるなど、市民間の往来が次第に頻繁になっていきました。
・両市とも隔年派遣で、大分市は18回、武漢市は18回派遣している
・中国武漢芸術団大分公演
・小学校(3校)と中学校(3校)が武漢市の学校と友好交流
・大分大学と華中理工大学、市立江漢大学、中南財経政法大学が友好提携
・武漢市農業実習生受入れ
・武漢市医療視察団の来訪

「大分市 友好都市の武漢にマスク3万枚を送る」
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200127/k10012261041000.html

大変結構な話だが、コロナウイルスを輸入してないか?
が、気になる。

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