標題により、来年1月〜3月までの3回に渡り、ネット鑑賞会では小編成による第九の演奏をとりあげます。
通な人たちの間では、ずいぶん前から室内オケによる演奏は知られており、聴かれ続けています。私も自分のライブラリの中にパーヴォ・ヤルヴィ指揮ドイツ・カンマーフィルの演奏がありますが、それを教えてくれたのはマイミクさんのYUJIさんでした。
モダンの演奏と古楽とが基本ですが、その中で異色なものを、今回取り上げたいと思います。
まず、第56回では、世界最小オケである、第54回の交響曲第8番で登場したタッシェン・フィルハーモニーの演奏をとりあげます。参加者の多くから、室内楽程度の演奏には聴こえないという高評価をいただきました。そのため、満を持して登場させます。
続く第57回では、まさに室内楽の編成である、エンシェント・コンソート・プラハの演奏をとりあげます。五重奏で一体第九は演奏できるのか?管楽器なしの演奏とは?もちろん合唱はありです。
そして最後第58回では、ついにピアノ1台!小川典子のピアノ、鈴木雅明指揮バッハ・コレギウム・ジャパンの演奏によるワーグナー版を。この演奏は現在発売中のBCJオケによるヴァージョンにつながっています。
もしさらにリクエストがあれば、ヤルヴィ指揮ドイツ・カンマーフィルや、延原武春指揮テレマン室内、さらにはクリヴィヌ指揮ル・シャンブレ・フィルハーモニクなども考えています。
皆さんと「ウィズ・コロナ時代の第九演奏とは?」を考えていければ幸いです。
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