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2020年12月02日20:15

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小説「ミステリークロック」貴志祐介

フォト

ストーリー
人里離れた山荘での晩餐会。
招待客たちが超高級時計を巡る奇妙なゲームに興じる最中、山荘の主、森玲子が書斎で変死を遂げた。
それをきっかけに開幕したのは命を賭けた推理ゲーム!
巻き込まれたの防犯コンサルタント(本職は泥棒!?)の榎本と弁護士の純子は、アリバイに守られた完全密室に挑むが・・・・。(「ミステリークロック」)

まず、ハードカバーのミステリークロックを分冊する意味が分からない。
どうして、分冊したのか不思議でしょうがない。
まぁ、それはともかく。

本作文庫版は「ゆるやかな自殺」と「ミステリークロック」を収録している。
「ゆるやかな自殺」は榎本が大ピンチというのが笑いを誘う(笑)。
暴力団が絡んでいるため、純子の登場はせず。
所々ユーモアさがあって面白く読めた。

「ミステリークロック」のトリックは良く考えたなぁ、と感心してしまう。
正しく盲点を突いた、と言ってよいだろう。
中々こちらは読みごたえあり。
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