敢えて言おう、無理であると。

■少子化対策、充実訴え＝医療費負担増は議論低調―自民総裁選
(時事通信社 - 09月12日 08:01)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=4&from=diary&id=6229113

皆、なにを思ってこの国で育児や生活を送ろうと思うのか。
日本に住んでるから。
もちろんそうだな。
なに言ってんだバカやろー。
ええわかっていますとも。

政策で人口が増えるか、住みやすい国となるか？
どっちもノーだ。
政策はあくまで方向性を示しているだけ。
例えば指定の方向に道路を整備して、同じ方向に進んだ人に恩恵があるだけ。
それも進んだ道のりに対して割の合わない程度の。

今や少子化対策を口にすると、決まって女性は出産マシーンだ家政婦かという輩が居る。
児童虐待も増加の一途、しかも悪質に磨きが掛かる。
子供にとっては生まれながらに地獄の日々。

親の側も惨憺たる有り様。
見せかけのホワイト企業の労働環境は非正規社員の犠牲の上に立ち、今にも崩壊寸前。
給料は上がらないのに隣人同士の見栄の張り合い。
くだらないマウンティングの果ては虚しいだけの優越感。

書くだけイヤになってくるが、日々テレビや新聞で流れるニュースだけでもまともに生きていけるか不安になる。
不安を感じても歯を食いしばって生きねばならんと思う一方で、絶望する人もいる。

今、公園でこの文章を書いているが、先々ここで遊ぶ子どもたちがこの国や地域を担っていくのだろうが、大人になる前に見切りをつけて別の国で渡世していくのではとも思う。
ただ出身が日本だからずっと住み続けるかと言えば、それは違うかもしれない。
地方の人間が上京するように、日本を踏み台に余所でやって行こうと言う人間が、もっと一般的に日常的になっていくかもしれない。

ちょっとお金貯めて、外国で暮らそう。
言葉が少々通じなくても日本だって人の話聞いてないから同じだ。
そもそも日本より気楽に生きられる。

※※ドリームなんか大袈裟なものではなく、生きやすい国で生活して将来を考えようという流れになっていくのではないか？

子供たちのためとかクリーンな政治とか、偉そうなお題目は要らないし、そんなものは最早誰も求めていない。
これからを担ってもらえるように、愛想を尽かされないように、安っぽい言い方になるが、生きやすい国作りを目指していくほうが、現実的ではないですか？次期総理。