yahooニュースから 小島慶子さんADHD診断を受けて

多くのコメントが「患者に向き合う人もつらい」といった内容で、
それを見て書こうと思ったわけだが…

そもそも健常者と言われる人間ってのは、もの凄い能力を普段発揮してるんです。
空気を読んで行動するとか、相手を不快にさせないよう気遣ったりとか。

こういった能力って、実は超能力的なものなんです。
我々は当たり前のように普段行ってることだけども。

だって、ある意味未来を予測した行動をしているわけで、
そんな行動できる生き物って人間だけなんですよね。

学習障害（ADHDやアスペルガーなど広く含めた意味で）の方って、
症状が千差万別なんだけども、
大体共通してる症状に「感覚過敏」ってのがある。
五感の全てが産まれたときから過敏になってるので、耳から入ってくる情報を
うまいこと処理できないんですね。
いわゆる健常者と呼ばれる人たちは、
耳からいろんな情報が入ってきても、自然に必要な情報以外は反応しないようになってるそうで。
これもまた超常的な能力ですな。

で、何が言いたいかっていうと、
学習障害の方々を理解しろってことではなく、
「自分のものさしで人を測るな」ってことです。
なんだこいつ迷惑だなぁ？って思う気持ちって、
無意識下に自分より劣る人を確保して、自尊心を満足させてるんです。
ある意味、自身の器の小ささを露見させる考え方ですね。

こういった学習障害をお持ちの方々について理解しろとは言いませんが、
「我以外皆師也」
誰にでも自分より優れた面があるものです…