mixiユーザー(id:1389049)

2020年08月07日00:53

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ThinkPad T14 Gen 1到着から2週間

 超ハイコストパフォーマンスなThinkPad T14 Gen 1が到着して2週間になりました。結論から言えば、全くのストレスフリィィー!でオラオラな感じ。買って良かったと思います。

ThinkPad T14 Gen 1 (AMD) | 14型ハイパフォーマンス・ノート | レノボジャパン
https://www.lenovo.com/jp/ja/notebooks/thinkpad/t-series/ThinkPad-T14-AMD-G1/p/22TPT14T4A2

 スペックと価格は画像の通りで、8コア16スレッドで最大4.1GHzまでブーストするRyzen 7 PRO 4750Uと、オンボードとSODIMM(Samsung製)合計16GBのRAM、1TB NVMe SSD(Western Digital製)によるパフォーマンスは圧倒的でした。前のPCからCPUコア数が倍増、RAM容量は同等ながら増速、SSDに至っては速度5倍以上なので当然の結果ではありますが、元の環境には戻れない快適さがあります。

 14型の画面は敢えてデフォルトのものからマルチタッチ対応パネルに変更しているのですが、実はタッチ操作したいからではなく、単純にマルチタッチ対応パネルの方がデフォルトのパネルの250nitより明るい300nitだったからです。非光沢のフルHDでIPS液晶なので視認性は良好です。変更したのはこの画面とSSD容量くらいですね。

 内蔵スピーカーの品質については特に音楽的な品質を語れるようなものではないですが、しっかり声を聞き取れる音質でそれなりの音量が得られるものになっているので特に問題無しです。ここに関しては前のPCがかなりひどかったので、まともに聞き取れる音質であるだけでありがたいです(笑)。音声の補完としてBluetoothスピーカーは引き続きあった方が良いですね。

 カメラは普通の720p HDカメラでWindows Hello顔認証には対応しませんが、代わりにWindows Hello指紋認証に対応する指紋センサーがあるので、サインインはワンタッチで便利です。今まで使っていたWindows PCで指紋認証に対応したものは無かったのでかなり便利です。

 日本語キーボードは2段階の明るさのバックライトがあり、普通にThinkPadのキーボードという感じで使いやすいです(敢えて言えば左下のFnキーとCtrlキーの位置は逆が良かったかな、くらい)。上段のキーはF1〜F12のファンクションキーがデフォルトで優先になっていて、分かってる感あります(仕事で使ってるHPのPCは逆でした)。もちろん、優先を変更することも可能です。

 ちょっと悩まされたのがBluetoothマウスで、デフォルト状態だと再起動後にペアリング済みのマウスを認識しない問題がありました。これはデバイスマネージャーでBluetoothデバイスの項目で電源管理のタブにある省電力設定のチェックを外し、更にShiftキーを押しながらシャットダウン後に起動する、という手順が必要でした。

 インターフェースとしては左側面に電源を兼ねるものも含めてUSB Type-Cが2つとType-A、HDMI、ヘッドホン端子、microSD。右側面に有線LAN、USB Type-Aといったところ。電源は65WのUSB Type-C PDなので、Type-C対応のモバイルバッテリーを電源に使えます。モバイルでの利用はほとんど無いですが、緊急事態を想定してモバイルバッテリー対応にはしておきたかったので、機種選定でこだわったところです。

 バッテリー駆動時間に関しては15.9時間というスペックになっているので、8時間程度だった前の機種よりかなり伸びました。負荷を掛けてるとそれなりにキーボード面が暖かくもなりますが、かなり省電力なようです。重量が1.57kgとモバイルPCとしてはやや重いですが、前のPCとほぼ同じ程度であり、サイズもほぼ変わりません。

 OSに関してはWindows 10 Homeしか購入時点では選べなかったのですが、その後Proへ変更しています。Yahoo!ショッピングの怪しげなお店(笑)からWindows 10 Proのプロダクトキーを買ってプロダクトキーの変更を行いましたが、普通にProになって利用できてます。安いとこだと1000円くらいからあるのですが、そういうところのプロダクトキーは新規インストールしないと使えなかったりするそうなので、プロダクトキー変更で使えることを明記したコメントを載せてるところから買うのが無難なようです。

 Windows 10のバージョンについては2004が出てからそこそこ経ちますが、ThinkPad T14 Gen 1に関してはまだ1909のままで、2004の配信は来てません。互換性問題があるという表示も出てないので、更新できるのかもしれませんが、ここは普通に配信が来るのを待ちたいと思います。

 プリインストールのメーカー製ソフトについてはPCのデバイス設定やドライバー・BIOSの更新等を行うLenovo Vantageのみとシンプルなもの。前のPCはお試し版リンクみたいなものもありましたが、そういう余計なものはない方がマシですね。

 Lenovo Vantageでは何故かバッテリー状態のところで「Lenovo Power Managerドライバーがインストールされていないか、正しく機能していません。」というエラー表示が出ていて、手動でドライバーインストールを行ってもエラーが消えない、という問題があったりします。特に支障は無いのですが、たぶん新しい機種故にソフトの対応が完全でないのかもしれません。

 ゲームに関してはスマホゲーをエミュレータで動かす感じのAndAppやDMMGamePlayerといった辺りはわけなく動きますし、FF14漆黒の反逆者ベンチマークでフルHD標準品質(ノートPC)で5000台のスコアが出たりするので、設定を欲張らなければ本格的なゲームもそれなりに遊べそうです。

 まだ前のPCでインストールしていたソフトを全てインストール出来てはいませんが、今のところ問題らしい問題は特に無く、快適しかありません。正直、デスクトップPCでないと無理と思っていたスペックが一気にモバイルで可能なところまで来てしまったわけなので、当然と言えば当然なわけですが。

 この状況になってくれたことについては本当にAMDへの感謝しかないです。Intelの一極支配が続いていれば、モバイル向けCPUが8コアになるなどというのは数年先になっていたかもしれませんので。そういう意味でも今回ようやくAMD CPUのRyzenが載ったThinkPadを買えたのは良かったなぁ、と、思いますね。この先3年は十二分に戦えそうです。
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