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2020年06月04日05:01

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梅雨へ一歩〜すべてが狂ってる〜。

6月3日(水)。
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曇り空。一歩一歩梅雨入りへ。
本日の朝食もファミマでアイスコーヒーとつくね。
アイスコーヒーはレシートに次回20円引き、更にスタンプカードがついて10回貯めればタダなのでつい足が向く。
つくねもまだ呑み屋徘徊が当たり前だった頃は当たり前だったが、今食するのは珍しいので有り難くいただいている。軟骨のコリコリが癖になる。

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6/3
6月-1 すべてが狂ってる。
1960年 日活 72分
脚本 星川清司
監督 鈴木清順
音楽 三保敬太郎 前田憲夫
出演 川地民夫 祢津良子 吉永小百合 奈良岡朋子 芦田伸介


【あらすじ】
暑さにうだる盛り場の表通りを気だるそうに歩く宮本信久をリーダーとする高校生のグループは、タカリ、婦女暴行、カッパライなどを平気で犯す不良グループだ。その中にいる暗い陰を持つ少年・杉田次郎は、映画館で漁った少女を乱暴しようという誘いを背に、家路についた。だが家に帰っても、母への不信から次郎の気は晴れなかった。次郎が幼いころから南原という男の援助を受けている母・昌代は、現在でも南原と結ばれている。そんな母に対し、次郎は少年の潔癖さから不快の念を消すことが出来ず、冷たい目を見せた。家を飛び出した次郎は、むしゃくしゃしてアべックを襲い、金をまきあげた。

文芸坐のオールナイト上映作品からは漏れていた。よって初見。

1960年。その年代の風俗や若者などから遠く離れて映画を作って来た清順さんにとってもその時代を切り取る必要性に駆られたのだろうか。
冒頭の大がかりな野外ロケ、そしてジャズ喫茶にカメラは入る。ここで懐かしの坂本九とパラダイスキングのライブステージ。時代だなあ。
1960年。松竹では大島渚が「青春残酷物語」を発表している。
大島渚の硬質で難解な映画に対して清順さんは日活のプログラムピクチャーの一角を支えるべくきちんと会社の要求に応えている。

無軌道な青春と親世代への反抗。
ティーンエイジャーの暴走。
カメラは繁華街から逗子の海水浴場。そしてカーチェイス。清順さんはこんなに普通の映画を撮れたんだなあ。^_^

新人とクレジットされている吉永小百合の姿が貴重。
全編を通して流れるジャズがイカシている。
見て良かった。

10 4

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