第５話　活気再び、でありますように。

ここ数日、ガラガラに空いた電車に乗って、通い続けている東京都千代田区の四谷。任務が終わって建物から出ると、目の前に上智大学あり。

学生も務め人も見当たらず、都心の狭間を歩くはこれ我のみ。

そのような風景が今日は６月初日で一変し、行き交う人々の活気が感じられたのは、「匂い」である。人の体臭、香料の漂い。から抜けた空気が重厚な匂いに変わったのを鼻で感じ、いくたびもクシャミが出んとす、ハクショ〜ン大魔王〜♪。。。これお約束なり（笑）

帰宅してみるに、郵便箱に10万円給付金申請書あり。

「要ら…ない」「困った人に少しでも」

とも感じたこともあったが、ここは一つ受け取って、近所の馴染みの踏ん張り続けている飲食店支援金、またその他に用いようと、今しがた申請書に免許証と銀行通帳コピーを貼りて投函準備これにて完了。

本日、最も重い衝撃は、任務先からの６月スケジュールの決定なり。あやしがりてメール＆郵送書に寄りて見るに、そはかくのごとくに書かれたり。

【ええと、コヨコヨさん、お疲れ様です。６月なんですが、休みはありません、日曜日は休みとお伝えしたんですけど、すみません、あれも仮決定っすよね？映像関係の任務、もう少し続行してくださいね、日曜日に。また変更があれば、よろしくです、ハイ。】

嗚呼無常。無常とは仏教用語で…割愛。

しかし、私のいる市では、所謂「アベノマスク」なるものは、いまだ届かず。
届きしきわには、天下の大珍品として歴史博物館に寄贈したいくらいである。

以上、現状の一部を生中継でお届けしました。