天気は悪かったが、月曜にしては比較的良い日だった。
それは携帯の着信回数に比例する。
ただ明日と明後日に急な用件をねじ込まれてしまった。
二言、ハイとだけ返事をした。
子供達は今日から学校へ行く事となり、少しずつ平静の日常が見えて来た。
手洗いうがいを気を付けてやるものだから、風邪をひく事も無しすこぶる健康だが調子に乗って
腹筋を鍛えてみた代わりに腰が痛くなった。
身体はどんどんと老化しつつあるらしい。
先日はガソリンスタンドで給油口のキャップを
開けるのに一回で開けられなかった。
毎晩の晩酌では、
やはり腕の筋肉は付かない事を知った。
ただ本をめくる指の筋肉は付くのだろうか、
付かないのだろうか、そうこうする内に
門を読み終えた。
こころ、三四郎と読み、それからが無かったので
門を読んだ。
なんとなくしか覚えておらず、やはり何回も読まないと
理解は難しい内容だった。
が、宗介とお米は幸せなんだと思った。
また禅寺の記述については立原の方が好きだ。
このなんともいわれないあたたかい読後感は
漱石特有なのだろうか、
又いつか読みたくなる中毒性がある。
次は明治を離れ少し現代に近づこうと思った。
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