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2020年05月28日07:43

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行政府と国民との信頼関係

■安倍内閣、支持率最低で起きた「二つの異変」 それでも上がらない野党の支持率 離れた民意の行き先は?
(ウィズニュース - 05月28日 07:00)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=220&from=diary&id=6098218

多くの国の中で唯一集団免疫戦略を採り、結果、他国よりも高いコロナ死亡率を出しながら、それでも長期的視点からの国家戦略としては間違ってないと信じてついてくるスウェーデン国民。

スウェーデン政府が発表する死亡率等の数字にウソはないし、集団免疫作戦を採る前にも嘘のない説明を政府は国民に施した。
そしてスウェーデン国民はそれを認容し、政府を肯定してついて行ったわけだ。

国民が政府を信用すると同時に、政府も国民の賢明さを信用しているのだと言えようか。
この為政者と国民双方間の信頼関係はどこから来るのであろうか。

日本は、政府が国民から信頼されないし、政府も国民を信用していない、というか愚民と舐めているように思える。
政治も教育もマスコミも揃ってみんなが、国民を愚民化していったのかもしられないが。

スウェーデンとのこの差はなんなのか。
為政者の人間としての質の低さ、人格の劣悪さに集約されるべきものなのか。
それとも、民族的遺伝子が劣等なのか。
はたまた、千年以上に及ぶ封建体制の歴史が、「闘いに勝ち抜いた強い者が、多くの弱い者を支配する」のを当然とする根源的な価値観が、民族的遺伝子の中に染み込んでいるのか。

そこから紐解いていかなければ、ただ「信用できない政府」を慨嘆し、一部の人間が批判だけしていても、残念ながら仕方ないような気がする。

つまり、安倍政権から別の政権にとってかわられても、放恣の有り様は多少マシになったとしても、日本の政治の本質はあまり変わらないのかなと。

もっとも、先に述べたようなことを科学的、論理的に紐解いたからといって何が変わるのだ?と突っ込まれても、何も答えらないが。
その意味では余計なことを考えずに、とっとと安倍政権を倒すことだけに猛進した方がいいのかもと思ったりもする。

というようなとりとめのないことを、某局で40年近くを勤めあげた元プロデューサーの友人と話していたところに、一昨夜の報道1930。

出演の日本総研の藻谷浩介氏が、他の出演者による厳しい安倍政権批判にひとしきり同意した後で。

「でも、僕がするのは検察批判でもなければ政権批判でもなく、有権者批判です!」

勉強もしなければ、何が起きているかを知ろうともしない無関心な国民、知っても我関せずの国民がこのような行政府を作り上げた張本人。

という、つまり選挙に行かない有権者が一番悪いと、舌鋒ヒートアップ。

政治家なら思ってても決して口に出せないことをズバズバと。
それに橋下徹君が絶賛同調し、そしてテレビの前で私もまた同調。

よく言われてることで目新しい議論でもなんでもないのだが、政権の振る舞いが許せないと思う方々が取るべき行動は、自分の考えをもって選挙に行くよう啓蒙する活動ではないか、と思ったりする。
デモでビラを配るのなら、そのビラには「選挙に行こうではないか!」というアピールをふんだんに盛り込むべきかと。
自浄が望み得ない行政府を真に牽制し抑制するのは、民意しかないのである。
これは、橋下徹君が最後に総括した言でもある。

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