家でテレワークが長くなってくると一日や一週間があっという間に過ぎてしまいますね。
変化が乏しい毎日は時間が早く過ぎてしまう感覚になるのでしょう。
コロナが片付いたらやりたいことが色々あります。
明日もそのための軍資金をつくりましょう。
桜花賞
非常事態宣言の下、無事に桜花賞が開催されそうでなによりです。
今年はすでに桜の花は散ってしまいましたが、馬券で桜花を咲かせたいと思います。
当日の天候や馬場状態は依然としてハッキリしませんが、朝から雨風が強まりそうで良馬場はのぞめそうにありません。
1番人気のレシステンシアは大外の17番枠に入りました。
逃げて持ち味を発揮する馬が大外から強引にハナを奪って自分の競馬をするのであれば序盤のペースは上がります。
桜花賞は内枠が極端に不利になります。
外枠からペースが上がれば内の馬は先行できなければ閉じ込められてポジションが悪くなります。
内枠の先行馬もペースを上げてポジションを獲りにいかなければなりません。
マークも厳しくなるレシステンシアが勝ちに行くためにどのようなペースコントロールをするのか?そこが最初の見所ですね。
ダイワメジャー産駒の桜花賞成績は7番人気シゲルピンクダイヤ2着、8番人気レーヌミノルが1着、1番人気メジャーエンブレム4着、14番人気プリンセスジャック3着など人気がなくても好走します。
見えない法則にも書いてありますが「重」以上の道悪馬場に最も強い種牡馬がダイワメジャー産駒です。
レシステンシアの母はアルゼンチンの2200mのG1馬なので、マイルがベストではありませんがスタミナは充分でしょう。
目標にされるので勝てるかどうかは微妙ですが馬場を味方につけて逃げ切り勝ちもありと見ます。
今年の3歳馬の中で最も目立つ種牡馬がキズナ産駒です。
4月現在3歳馬の勝ち鞍ではルーラーシップ、ロードカナロアを抑えて2番手です。
1位のディープインパクトが亡くなっていることを考えれば現役ではトップの種牡馬成績です。
まだ、G1馬はいませんが、一番近いところにいるキズナ産駒がマルターズディオサです。
この馬の血統構成をみて目立つのは5代前にセクレタリアトが同列でクロスしている点です。
私はこの馬の強さの陰にこのクロスが効いているのではないかとにらんでいます。
元々ダート系の牝馬ですがキズナの影響でスピードもあり、底力、瞬発力勝負、両方に対応できています。重馬場になれば究極の底力勝負になりますからレシステンシアに勝ちに行く位置で競り合っていくでしょう。
ただ、今回は内枠に入ったのでごチャつき位置取りが難しいのでやや割引気味に考えます。
レシステンシアと先行馬が底力を試すような展開でレースを進めれば、最後の直線、坂の上りで差してくる馬が勝つと考えます。
「見えない法則」にも書いてありますが、毎年、桜花賞を勝つ馬はここまでに牡馬との混合重賞で好走してきた馬が勝つことが多いのです。
私の本命はクラヴァシュドールです。
この馬に目を付けたのは3走前のサウジアラビアロイヤルCで後に朝日杯FSを勝つサリオスと直線で馬体を合わせてのたたき合いになりましたが、激しく追っているのはサリオスのほうで、クラヴァシュドールは抑え気味にも見えました。
サリオスとの差は0秒2差だけで、後の朝日杯でサリオスが2着につけた差が0秒4なので、いかにクラヴァシュドールが強い競馬をしていたかがわかります
牝系は9号族f記号でこのファミリーラインをたどっていくと、アユサン、マルセリーナ2頭の桜花賞馬につながっていることからもここで本格化を見せる馬と見ます。
枠も良く、G1になると俄然やる気を出すデムーロの騎乗にも期待したいと思います。
エルフィンSの勝ち馬デアリングタクトは桜花賞3着のデアリングハートを祖母に持つ馬です。そういう意味ではクラシック牝系血統の1号族l記号の一族なのでここで一発があっても不思議ではありません。エルフィンSでは行き脚がつかず、後方からの競馬になりましたが最後の直線だけで大外から一気に差し切り、フィリーズレビューの勝ち馬エーポスなど2着以下を0秒7ちぎり一蹴しました。
前がやりあうようならばこの馬にも展開が向くかもしれません。
もう一頭、牡馬混合戦の勝ち馬がシンザン記念の勝ち馬サンクテュエールです。
まだ、3戦しかしていませんが、シンザン記念では荒れた時計のかかる馬場を内で先行して牡馬との追い比べを制しました。上がり最速の時計で35秒5ですから厳しいレースでした。騎乗したルメール騎手は「この馬は前走スローペースで引っ掛かり負けてしまいました。今回はちょうどよいペースになりました」とコメントしている様にレースレベルが上がって能力を発揮できるタイプのようです。
時計のかかる底力勝負になればこの馬の末脚に展開が向くかもしれませんが、残念ながら内枠です。
穴馬として期待したい馬は3頭のフィリーズレビュー組です。
大外枠に入りましたがエーポスは稍重のフィリーズレビューで最後に差して勝利しました。
これは狙いすました岩田騎手の好騎乗で、おそらく今回も前が止まるタイミングを狙っていくはずです。桜花賞を得意にしている岩田騎手の一発に期待します。
ヤマカツマーメイドは2000mに強い一族ですが、フィリーズレビューでは勝ちに等しい2着でした。スタミナが必要になれば粘るかもしれません。
1番枠に入ったナイントゥファイブはフィリーズレビューでは2番手先行して早め先頭から3着に残りました。この時は稍重馬場の中、かなりのハイペースでレースが流れたため、一番強い競馬をしたのはナイントゥファイブで、もっと早く垂れると思っていましたが、意外にも粘りこみました。スタートが良い馬なので、前で好位を獲り、重厚な血統が底力を見せるかもしれません。
最後に桜花賞の穴男、福永騎手のミヤマザクラを加えておきます。
◎クラヴァシュドール
〇デアリングタクト
▲レシステンシア
△エーポス
△マルターズディオサ
△サンクテュエール
△ヤマカツマーメイド
△ミヤマザクラ
△ナイントゥファイブ
ログインしてコメントを確認・投稿する