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2020年04月10日02:24

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雇用保障

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都内を中心にタクシー事業を展開する「ロイヤルリムジングループ」が新型コロナウイルスの感染拡大による業績の悪化を理由に、
グループ会社の従業員およそ600人を解雇する方針を決めたことが分かりました。

ヒャーッ!
タクシー会社が、従業員およそ600人を解雇・・・・・

タクシーやハイヤー事業を展開するロイヤルリムジンによりますと、
都内にあるグループ会社6社の従業員合わせておよそ600人を全員解雇する方針を決め
このうち4社の従業員にはすでに解雇の意向を伝えたということです。
残りの2社の従業員についても順次、解雇を伝えるとしています。

8日は感染リスクを下げるため東京・江東区の公園で従業員向けの説明会が開かれ、
ロイヤルリムジンなどを経営する金子健作社長がおよそ80人の従業員を前に
「悩んだ結果、多くの方にとってベストだと思い、重い決断をしました。
失業給付をもらいながら感染しないよう休んで命を守ってほしい」と話しました。

ロイヤルリムジングループは、東京オリンピック・パラリンピックで来日する外国人観光客が増加することを見込んでタクシーと運転手を増やしていましたが、新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、売り上げが例年の
半分程度にまで落ち込んでいるということです。

ロイヤルリムジンは「緊急事態宣言が出され、今後さらに売り上げが落ち込むことが予想され、
休ませて休業手当を支払うより解雇して雇用保険の失業給付を受けたほうがいいと判断した。

現状では事業を継続させるのは1年ほどが限度だが、感染拡大の影響が終息すれば再雇用したい」としています。

説明を聞いた65歳の運転手の男性は「きのう、同業者から電話があり、解雇されることを知りました。
あまりにも突然で驚いたとともに、事前にもっときちんと説明すべきだったのではと会社に対し不信感が募りました。

大変厳しい状況なのは理解できるものの、本当に従業員のことを考えたうえでの決断なのか、完全には納得できていません。
やり慣れた仕事ですし、仲間も多いのでいずれは復職したい気持ちはありますが、
会社を信用できない気持ちもあり、複雑な思いです」と話していました。

また64歳の運転手の男性は「きのう突然同僚から連絡をうけて驚くとともに、
これからどうやって生活していけばいいのか不安になりました。

新型コロナウイルスの感染が拡大するにつれ、7万円ほどだった1日当たりの売り上げは5万円、3万円と次第に減っていき、直近では1万円以下になりました。

そういう大変厳しい状況なので社長の今回の判断については致し方ないと思っていますし、ある程度は納得しています。
私は運転手という仕事が好きなので、いったんは解雇という形になりますが、また、この職場に戻れるような日が来ることをせつに願っています」と話していました。

海外からの観光客が大幅に減少した影響で観光業や宿泊業で多くなっているほか、
外出自粛の影響で飲食業にも広がっているということです。

続いて
「コロナで死ぬか、経済で死ぬか」北海道・小樽のいま・・・というニュースです。

新型コロナウイルスの影響が長期化し、観光業界が苦境に立たされている。
政府は7日に緊急事態宣言を出し、新たな経済対策をまとめたが、事態の収束は見通せない。
国内有数の観光地、北海道小樽市では「もう限界に近い」との声が上がる。

観光バス99.5%減の衝撃・・・・・・

今月初旬、小樽市が集計した数値が地元関係者に衝撃を与えた。
2月まで多くの人が行き交っていた小樽運河近くの観光バス駐車場の利用が、3月は6台にとどまった。
前年同月(1343台)と比べると99.5%減。「観光客が消えた」と市の担当者は表現する。

緊急事態宣言の対象は東京や大阪、福岡など7都府県で、
北海道は含まれなかったが、観光需要の回復は当面見込めない。

約100店舗が軒を連ねる小樽堺町通り商店街では、厳しい現状を訴える声があふれる。

「コロナで死ぬか、経済で死ぬか」。
昆布専門店「利尻屋みのや」の社長、簑谷和臣さん(50)はそう話す。

3月の売り上げは前年の24%。
例年、観光客が増える夏に向けて売り上げが伸びるため、このままでは4月の売り上げは前年の10%、5月は5%になる恐れがあるという。

31人の従業員の雇用は最後まで維持する考えだが、「あと何カ月、給料を払えるだろうか」と苦しい胸の内を明かす。
政府の経済対策、とりわけ即効性がある現金給付に期待を寄せるが、事態が長期化すれば焼け石に水になってしまう。
「収束が最大の経済対策だ」と簑谷さんは話す。
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