ＮＨＫのシリーズ「食」が面白かったのです。このニュースの芋のように、加熱することで食べられるものが増えたので人類が生物として覇権を握ったという回も面白かったのですが、最終回の「食の情報を共有することで、食べられるものと食べてはいけないものの情報を互いに交換して、移動先の新大陸でも新しい食べ物をみにつけていった。だから情報共有できる能力のある人間だけが生き残った」という話がとても興味深い。
ドラマ放送中のラーメン西遊記の原作にラーメン職人が客のことを「客はラーメンを食ってるのではなく情報を食ってるんだ」と揶揄する話があります。
自分で味を確認することもせず、他人の言う美味いまずいと言う話を鵜呑みにしているだけの愚かな連中だと。
けれどもこの「食の情報を共有することで人間は生き残った」と知ってれば、ラーメンを食べる前にその情報を食べるのは、人間と言う生物の本能上、いたしかたのないことなのだと。
■南アの洞窟から17万年前の焼き芋 最古の調理の証拠か
(朝日新聞デジタル - 03月24日 07:40)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=6019846
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