妻の言葉に対して、
スルーしてあげることが男の役目。
しかしながら、
スルーしすぎると、
「いつも話を聞いてくれないよね」と
過去を振り返って口撃されてしまう。
妻に、話聞いてないよね?とっ込まれるときは、たいてい妻は怒りに満ちている。
妻は、
夫に対して会話を通じて共感を求めているが、
夫にしてみたら、話の本筋が見えない会話ほど苦痛なものはない。
そうね、なるほど、へぇ、と共感はするが、
話の趣旨が分からないと、
つい、私の豊富な知識と悪知恵が働き、解決法を伝授してしまう。
最近、夫婦のルールを決めると良いのではと思うようになってきた。
たとえば、
冒頭に、「少し話だけ聞いてほしい」と一言添えてもらえるとありがたい気がする。
逆に、
解決法を教えてほしい時は、
「相談したいから意見を聞きたい」などと、
言ってくれると本当に助かる。
夫としては、
妻に頼られたいのが本音だ。
だから、
たまには、嘘でもよいから
「解決法を教えて」と言えば、私は喜ぶだろう。
力仕事を夫に任せているだけでは
不十分なのだ。
妻は、私がズバズバと解決法を伝授するたびに、顔を曇らせ、「それの方法は駄目」と否定してくる。
とくに、
医療の話になると、
「まるで医師かよ」とまで言ってくる(笑)
私は小学校のときから医学書を立ち読みしていたくらいだ、そんな話すら、ただの変わり者にしか見られていないのかもしれない。
出産を終えた妻の場合、
妻の独り言、小言、夫への一方的な会話に、夫はスルーしつつ、共感もしてあげないと、「話を聞かない岩のような夫」だと思われてしまう。
嘘でもよいから適度な
共感が必要だ。
ある書籍によると、
夫に対して「話をいつも聞いてない!」と言うと、
夫は強烈なストレスを感じるそうだ。
まさに、
今の我が家である。
頑張って話を聞いていたあげく、
意見をすれば否定され、
しまいにはいつも話を聞いていないとレッテルを貼られる。
うーん。
たしかに男はストレスがたまるかもしれない。
本を読むことで、
そういった、人間の脳の仕組みが分かるようになる。
最近読んだ本は、
夫のトリセツである。
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