この冬は寒い日が少ないせいか、弱めのエアコンをタイマー入りでつけておけば十分しのげると思っていたのだが、2月から3月にかけて気温が急激に下がる。
「しまわんでよかったわ…」と支店長、ファンヒーターを引っ張り出してくる。
そこまでは良いんだが、何のつもりか俺の机の真後ろに設置。
寒い寒いと皆は言うが、俺氏、そこまで寒いと思ってない。
それが、自分の席の後ろにファンヒーターを置かれ、しかも温度設定結構高め。
風も強めなので、相当あったかい…いや、暑い。
もともと暑がりな俺。
ファンヒーター使ってんならエアコンいらんやろ…とエアコンを切ろうとするか、
エアコンこんなに効いてんのに暑いやろうが…とファンヒーターを弱めようとすると、
「寒いやないか!」と支店長お怒り。
…そんなに寒いなら窓のそばに座らず、ファンヒーターにくっついてろよ。
ドタマにきた俺氏、一計を案じる。
ファンヒーターはそのままにするが、エアコンの設定を『18℃ 暖房』にしてやる。
これなら、エアコンは消してはいないが設定温度低いんで実質動かない。
ファンヒーターは動いてるんで、寒くはならないし、俺もまだマシな状況になる。
リモコンを念入りに拭いて元の場所に戻す事も忘れずにっと…
何食わぬ顔でPCに向かっていると、怒声が響く。
「誰やエアコン触ったんは!動いて…るな。」
よく見てから物を言えよな…と内心でツッコみつつ、知らん顔をしていたら…
「なんや18℃って!!冷房入れやが…暖房やな。」
だからよく見てから言えっての…
ニヤニヤしていられるのはそこまでだった。
「モトリーお前やな!暖房いらったんは!」俺氏の策略、速攻でバレる。
なんでこんな速攻でバレたんや…と不思議に思いつつ、
「なんでですか?」と一応とぼけてみると…
「こんな『いや、”エアコンは”切ってないでしょ』みたいな”ズル賢い事企む奴”お前しかおらんのじゃ!」
ズル賢いって…そういう評価だったのね俺氏。
ちなみに、この後めっちゃ説教されました
解せぬ…
皆さんも暑いからとエアコンを切ったら寒いと怒られる時は、暖房18℃に設定して形の上だけついてるようにしてやりましょう。
または、「重ね着しろよ!こっちは暑いんだよ!」と言い返し、ケンカしましょう。
ちなみに、夏になるとこの立場が逆転し、
暑いからとエアコンの冷房をガンガン+扇風機で快適にする俺氏と、
寒いからと窓をあけて外の熱風を部屋に持ち込もうとする支店長で、
ケンカになるとかならないとか…
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