mixiユーザー(id:6290539)

2018年12月12日02:10

108 view

久々の日記

私はもともと詩というものがなんだかよくわからなくて、小学校三年生の頃に詩を書いてこいという宿題が出た時に「道路工事」という題名の詩を書いた。別に道路工事に感動したわけでも何でもなかった。日本の高度経済成長がピークに達していた70年代に商店街のど真ん中にあった家の窓の直ぐ外で一日中けたたましくなり続けるハンマードリルの音のおかげで、もうそれ以外の事を脳が考えられなくなっていた。母親に詩を見せると「詩っていうのは花とかの綺麗なもののことを書くのよ。道路工事なんてダメよ。」と言われてすっかり自信をなくしてしまった。そのトラウマ以来、詩を書けなんて学校の宿題にも幸い出なかったし自分で読もうとも書こうともしなかった。

でもここ数日、何故か詩づくりが止まらない。自然と英語で出てきちゃうんだからどうしようもない。仕方がないから書き留めておくんだけど。しかも何でも容赦なく批判するティーンエイジャーの息子に見せても「悪くない」と言われるので、私も調子にのってさらに詩を作り続ける。今のうちは珍しいので夫も子供も感心してくれているけれど、そのうちに呆れられるだろうと思う。

この詩は夫にプレゼントした詩にちょっと付け足しをしたもの。でももともと英語で作った詩だから日本語に訳すとなんだかイマイチしっくりこない。



Meditation

I close my eyes.
Like snowflakes at night,
Sadness is falling on my mind.

Covering deep scars from childhood.
Careless words,
Unkept promises,
Unappreciated gifts.

Give me a strong warm heart,
Radiating from inside,
Melting all sadness and despair,
Healing the hidden wounds,
Lighting my body, room, house, and neighbors…

I open my eyes,
And smile again.



瞑想

静かに目を閉じると
夜に降る雪のように
悲しさが私の心に積もる

子供の頃の深い傷
不注意な言葉
破られた約束
喜ばれなかったプレゼントの上に

内側から力強くひかる暖かい心が欲しい
悲しみや落胆を消して
隠された傷を癒すような
私の体、部屋、家、近所まで灯すような

私は目を開けて
また微笑む

5 3

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する