小原庄助(読み)オハラショウスケ.
おはらしょうすけ〔をはらシヤウすけ〕
小原庄助 おはら-しょうすけ
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デジタル大辞泉の解説
民謡「会津磐梯山」の囃子詞(はやしことば)に登場する架空の人物。「朝寝、朝酒、朝湯が大好きで、それで身上(しんしょう)つぶした」と唄われる。
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出典 小学館/デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
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朝日新聞掲載「キーワード」の解説
県文化振興課によると、会津の商人説、武士説、塗り師説がある。白河市大工町の皇徳寺には「会津塗師久五郎」を本名とする「伝 小原庄助」の墓があり、墓石はとっくりの上に伏せた杯を乗せた形だ。1858年に亡くなり、戒名は「米汁呑了居士」。辞世として「朝によし昼になほよし晩によし、飯前飯後その間もよし」とある。一日中米汁(酒)を飲んでいたらしい。
(2015-03-18 朝日新聞 朝刊 福島全県・2地方)
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出典 朝日新聞掲載「キーワード」/朝日新聞掲載「キーワード」について 情報
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デジタル版 日本人名大辞典+Plusの解説
福島県会津(あいづ)地方の民謡「会津磐梯(ばんだい)山」に登場する人物。
朝寝・朝酒・朝湯好きで財産をつぶしたという。元禄(げんろく)時代の材木問屋,戊辰(ぼしん)戦争で戦死した会津藩士などの説もあるが,実在については不明。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー以上転載ーー
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