国立科学博物館のディスカバリートーク・知識のアップデートです。
まずは元祖としてリンネの二界説・動物と植物に分類、でもミドリムシは?
進化の概念の登場と系統樹の誕生があり、
この辺りが昭和の常識で、平成に入る頃には、
ホイタッカーの五界説・系統樹との組み合わせ
でも見た目の形質を計量化することの難しさがある。
一般にはこれが常識とされているが(教科書的)、すでに古い説となっている。
遺伝子による分類の登場。人為から自然へ分類の基準を変える。
ドメインによる分類が平成になり唱えられる。古細菌の発見により界よりさらに上位の分類が必要となる。3ドメインと分岐系統図。
真核生物の大系統・生物の多様性の殆どは微生物においてで、大きな生物はごく一部と言うのが平成が終わった状況。
近年では真核生物と古細菌・アーキアと言う大きな分類(あと真正細菌の3ドメインが最上位の分類)が同じ物ではないかという研究もあり、混沌としている。
結局、研究や議論されているところは変わっていくが、手つかずの所は古いままと言うのが現状かな(^^;;<令和の時代になってもいまだ系統樹レベルで語られている分野もある。
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