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2016年11月20日16:40

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この親にしてこの子あり…

フォト


Facebookの方で、2年前の投稿を振り返ってみましょう…と、お勧めされて久々に見た息子の写真。
(当時小6)

「乙女チックに眠る男子。」
 

この写真を久々に見て、この頃は可愛かったなぁ〜…
と、思ったけど、昨夕、関西研修旅行から帰って
 

「これお土産。試食したらめっちゃ美味しかったから。」
 

と、言いながらお茶漬けの素を差し出す息子の顔見たら、
やっぱコイツ可愛いハートと、思ったw
 

ちなみに、部活の後輩達と高校の先輩にはお土産買ってきたのに、お小遣いをくれた祖父母へのお土産を忘れやがった非情な孫…
自分用に買ってきたという八つ橋をおじーちゃん達にあげなさいよ!
と、釘を刺しといた。
( -_-#)マッタクモー
 

更にちなみに、息子、帰って来るのは“明日”だと思い込んでて、晩ご飯の支度をしてなかった母…
材料も何もない。
どないしょ…と、慌てた。
( ̄▽ ̄;)ヤベ
 

更に更にちなみに…
今回の息子の関西研修旅行の出発日は悪夢のようでした。
旅行の支度は前日に済ませておいたのですが、息子が就寝してから父親が、
 

「あ、お小遣い渡すの忘れてた」
 

と、祖父母からのお小遣いは貯金箱に入れていたのでほぼ空っぽだった息子のお財布に、
【お小遣いは5千円まで】の5千円を息子のお財布に補充しました。
お財布の中には千円札5枚と、もともと入ってた小銭が幾ばくか。
 

「え〜そんなバカ正直に5千円だけだなんてどーなの??
先生もわざわざ中味チェックなんかしないでしょうに、あと3千円くらい入れといてあげれば?」
 

と、私。
 

「バカ正直なあいつがそんなこと出来るわけないだろ?」
 

と、主人。
うん、確かにそーですな。
 

そして翌日、順調に、予定より少し早めに家を出た息子。
は〜やれやれ、これで暫くは平和だな〜と、ソシャゲを始める私。
と、暫くして…
 

ピンポーン、ピンポーン!
 

ん?!嫌な予感…
息子が戻ってきたに違いない。一体何を忘れたんだ?!
と、インターホンをとると、
 

「お財布に5千円以上入ってた!!!お金置いてくから早く開けて!!」
 
 
(o_ _)oズコ
 
 
アホ息子!どんだけ頭が堅いんじゃい!

 
「ねえ!そんな小銭が余分に入ってるくらいどーってことないから!
先生だっていちいちお財布の中身の確認なんてしないわよ!
それに小銭は持ってた方が何かと便利だから持っときなさい!
いい?!数百円余計に持ってることより遅刻することの方がもっと重大なんことなんだからね!!早く行きなさい!!!」

 
インターホン越しに叱咤して追い返しました。
あぁ〜やれやれ、ま、今ならまだ間に合うだろ、と、再びスマホを手にする私。

 
と、暫くすると私のスマホに息子からの着信。
なに?!今度はなんなのよっ?!!
もうとっくに電車に乗ってる筈なのに…!
 

「ネクタイするの忘れた!それと着てるの白シャツじゃなかった!!」
 

息子の学校の制服にはカジュアルモードと正装モードがあります。
カジュアルモードは薄いブルーグレーのシャツにノーネクタイ。
正装は白シャツにネクタイに紺ブレ。
研修旅行には正装で臨むようにとの学校からの指示で、わざわざ正装セットを前日に自分でハンガーにかけて見えるところに吊しておいたのに、
いつもの習慣でわざわざカジュアルシャツを出して着てしまったらしい。ノーネクタイで。
迂闊にも私もそこに気づいてなかった(>_<;)!!

 
「とりあえず今から家帰る!」
 

「あほかー!!うっかりしてましたって先生に謝れば『しょーがない』ってなるから!!
そのまま集合場所に向かいなさい!!!」
 

「もう川崎方面(我が家の方面)の電車に乗り換えたから。」
 
 
 
(o_ _)oズコーッ!
 
 

「あのねぇ!!今から家に帰ってまた再出発って、確実に遅刻するでしょうが!!新幹線は待ってくれないのよ??!!」
 

「遅れた人は自腹であとの新幹線できてねって、先生言ってたから。」
 

「バカたれ!!実際は先生が一人残らなくちゃならなくなったり、色々大迷惑なのよ!
それに君、新幹線代持ってるの?!今ならギリギリ間に合うからすぐに折り返しなさい!
学校にはお母さんが電話入れとくから!」
 

「もう川崎に着いた。」
 
 

(o_ _)oズココーッ!
 
 
 
私は家に戻るルートを指示すると電話を切って、
急いでナビタイムで集合場所までの電車のルートを検索しつつ、
主人に白シャツとネクタイを持たせて息子が向かってるルートを逆走するように指示。
 

少しでも早く息子と会って、着替えは新幹線の中でしろと伝えるようにお願いする。
つきあい始めてから今日まで走っている姿を2回しか見せたことのない主人が猛ダッシュで家を出た。
(゚o゚*)ヤレバデキルジャン
 
しかし感心してる余裕はない。
 
ナビタイムで検索した電車に乗れれば集合場所には10分遅れだけど新幹線の出発時間には充分余裕がある。
 

検索結果を息子のスマホに転送してすぐに息子に電話して、転送したルートの電車に乗るよう伝えると、
もう父親から“ブツ”を受け取り今ホームに着いたところだと言う。
私が見込んだ電車より一本早いのに乗れるとのこと。
 

そこでルートを再検索して到着時間を確認して学校に電話。
状況を伝えて引率の先生に伝えていただけることになりました。
 
しかしまだ油断はできない。
改札から複雑な構内を集合場所まで迷わずに真っ直ぐ向かうことが出来なければマズイ。
 
そこで息子に電話して、とにかく駅に着いたら母に電話するように指示し、
パソコンでその駅の構内を調べて改札から集合場所までのルートをガイドできるように待機。
 
駅に到着して電話してきた息子にガイドしつつ、
 

「先生も同級生のみんなも、ホームに向かわず集合場所で待ってるとのことだからとにかく走って!」
 

と、伝えると、その状況にビビッた息子。
どーやらみんなは既にホームに向かい、先生がお一人待機して下さっていて、
何げなくホームで紛れ込むことができる…という図を想像していたのだと思う。
 

「え?!……オレやっぱ次の新幹線で行こうかな…」
 
 

ブッチーーーン!!
(#▼Д▼#)!!!!!
 
 

「ぶぁっかもぉぉーーーーん!!!
こんだけ人に迷惑掛けといて逃げるとはどんだけ卑怯者なんだ!!
先生にしっかり怒られなさい!!
そしてみなさんに土下座レベルであやまりなさーーーい!!!」
 

と、怒鳴って、ガイド続行。
集合場所に到着したところで先生に電話を替わってもらい平謝り。
あちらからは見えなくても何度も頭が下がる(涙)
 

次に学校に無事息子が合流できたことを報告しつつ、謝罪と感謝を伝えたら、
朝から対応して下さっていた副校長先生が穏やかな声で…
 
 

「お母さん、たく君、こういう経験ができてよかったですね。
もちろん時間を守ることは大切ですが、こういうトラブルが起こった場合にどう対応すべきか、
優先順位をどう選択するか、精神状態をどうコントロールするか…など、
それこそ我が校の教育目標である『自分で考えて行動出来る人になる』ための、
大切な経験の一つになったとお思いになりませんか?」

 
うぅ〜
ほんと、この学校に行かせてよかったよぉ〜
。゚(゚TTT д TTT゚)゚。


そのあとも暫くは落ち着くことができず、時計を気にしつつ過ごし、
新幹線の出発時刻が過ぎてからも何も連絡が来ないことを確認して、
ようやく安堵の溜息をつくことができたのでした。

_ノ乙(、ン、)_ グッタリ

 
 
まぁ何はともあれ、帰宅後息子から旅行の話をあれこれ聴いて、とにもかくにも楽しき旅ではあったようで、よかったよかったw
 

と、和んでいた矢先に…
3日前に処方箋を出した薬局で、
 

「ちょっと用事を済ませてからまた取りに来ますので〜」
 

と、言ったっきり、まだ取りに行ってないことを思いだした私。
Σ(;゚∀゚|||)ハッ!!
 
 
 
まったく、この母にしてこの子あり……で、ある。
(T_T)ヤッキョクノ オネーサン ゴメンナサイ






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