退院をしてみて。

ポイツ・イエーガー症候群の治療のために息子と入院をし、

退院をしてから1週間が経とうとしています。


今回、取っていただいたポリープはどれも1ｃｍ大くらいでした。

私の現医は3年前くらいから診ていただいているのですが、

その時、言われたんですよね。


各消化器器官のポリープが1ｃｍになったら取りましょう、と。

その時、思ったのが、え、1ｃｍ？そのために毎年、時間と

お金をかけて切除？と。複雑な気持ちになりました。


ついでにその頃、大腸虫垂入り口に、ポリープが新しくできた

のです。自分で見ても、ぎょっとする形で、これはひょっとして

悪性な可能性もあるのではないか、と・・・

生検の結果、いつもの種類のポリープだったのですが、

今回は2.5ｃｍの大きさになっており・・・


いつ、おなかが痛くなるか、いつ、出血量が増えるか、

分からないそうです。問題が出れば、開腹手術。


更についでに、小腸の中間部が癒着していて、上からも

下からも内視鏡の入らない部分があるのだそうです。

造影剤を流してみると、巨大なポリープは無さそうだが、

そこそこの大きさのポリープでも、いつ腸重積の引き金に

なるか分からない、油断はしないように、とのお言葉でした。


そういえば、今回の内視鏡、胃も小腸も大腸も診ていただき

ました。毎回、お注射多めに。眠らせてください。と

お願いするのですが、現医が指示するお薬の量が少ないのか

最近は眠れません。けっこう、目はぱっちり、そして

もがいています。あなたが緊張しているせいもある、と

言われますが、前はぐっすり眠れていたんだけどなぁ。

だから、先生と一緒にモニターを見ていました。


そんな中でも今回分かったことがあります。

百聞は一見にしかず

この言葉が適切か分からないけれど、自分のポリープをみて、

放っておくのか、切除するのか、

自分で見て納得するのもアリなのだと。

術中、眠れないのは苦しいのですけどね。


モニターを見ながら思いました。

あ、これこれ、これは取る。取りたい。

え？大きく見えるけど、これで1ｃｍ？

大きさ計ると大したことないのね、でも、残しておくの

なんか気持ち悪いよ、と。


そっか、しょうがないのか・・・と妙に納得した

入院でした。