最後の？レーザー入院

今季も、次男Pちゃん6歳のレーザー入院をしてきました。

今回は事前の検査日を含めて、5泊6日でした。

いままでは3泊4日だったので長めでした。

2020年1月23日（木）〜28日（火）



今回の患部は、右ほほ無数、唇3つ、右手指3本、右足3箇所。

全部で120ショットは打ったのではないでしょうか。


毎回、全身麻酔なので、口にチューブを入れられて、

体を傾けて、横たわります。

口に入れるチューブは、たしか気管に入れているはず。

そのチューブをテープで口角に固定するので、

事前に麻酔科医と打ち合わせします。

そのため、毎回、片半身にやる箇所を集中させるのです。

それで、今回は右半身。


昨年は、左半身でした。


今回で入院＋中央手術室での全身麻酔レーザーは6回め。

外来で、ほんの3箇所、麻酔なしでやったことがあるので、

回数では7回め。Qスイッチルビーレーザーです。


本当に今までよくPちゃんは頑張りました。

親の我が儘でね・・・本当にごめんなさい。


レーザー中の記憶はないそうです。ただ、怖い手術室に

入って、変なにおいのイチゴの麻酔（酸素マスク）を

される・・・それが、すごく嫌なのだそうです。

今回、一番、手術室に入るときに暴れました。


今はデュオアクティブテープを貼られているので、

具体的にはどこを打ったのか、レーザーが効いていそうか

まだ分かりません。

たぶん、大方のほくろは取れたでしょう。


こんなに嫌がっているし、もうだいぶ取ったし、

これで最後にしませんか。

そう主治医の女医F先生が。


そうですね・・・そろそろ最後にしなくちゃね。


術後から10日間くらいは、テープをつけっぱなしに

します。ちゃんと取れているといいな。

一番大事な遮光も、口から入る栄養も気をつけています。



どうか綺麗に傷が治りますように。

同年代くらいの子と同じくらいの肌になりますように。



私、病院では一切、動揺を顔に出しませんでしたが、

内心は、今までのこと、これで良かったのか・・・と

自問自答していました。

一段落の終わりが近づいてきたから、

今までで一番考えこんだかもしれません。



たしかに、今まで何もレーザーをしてこなければ、

若干6歳にして、すごい見た目になっていたことでしょう。

彼は、唇、指だけじゃなく、顔が特にひどかったので、

ほうっておけば、病人だと言って歩いているようなものに

なっていたと思います。


でも、レーザーをさせたのは、親だ。

同じ痛みを味わってきたはずの、親だ。


分からなくなりました。


この子のためなら、この色素沈着を取るためなら、

どんな恥をかいたってかまわない、そう思って、

恥をしのんで外来を受診し、入院を申し込み、

顔面図まで渡してきました。


どれだけ私がこれに賭けているか、

どれだけ私と同じ思いをこの子にさせないか、

図々しい母でいこう、そう決心してきました。


今は何だか肩の力が抜けました。

でも、遮光生活は終わった訳じゃない。

今回の結果が出るまで、気を抜かずにいきます。