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2019年12月17日05:40

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いだてんは走った!

昨日の徹子の部屋は下半期追悼特集の一回目であった。
生前のご雄姿を拝めた五名様は以下であった。敬称略。
木内みどり、山谷初男、安部譲二、緒方貞子、高島忠夫。その中から高島さんの若き日の一枚を。

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冒頭の木内さんが出張先で急死なさったとは聞いていたが、その4か月前に徹子の部屋においでになっていたとありちょっと驚いた。海外旅行がお好きだったようでまだ69歳とあり、まだまだいろいろな所に行けたでありましょう惜しいことでした。皆さまのご冥福を。今日の追悼集二回目ではオペラ歌手の佐藤しのぶさんも登場だそうです。

一年間通しで観てきて注目着目そして応援してきたNHK大河ドラマの「いだてん」が一昨日についに最終回を迎えつい今しがた録画を観終えた。最後までにぎやかで面白い物語であった。最終話には前期主役であった金栗四三さんも登場しており物語に華を添えていた。

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視聴率6%台と低迷していた理由として、超有名な歴史上の人物の主役でないこと、それがため物語の先が読みづらいために従来のステレオタイプの歴史好き視聴者が離れていってしまったとあった。

なれど今回のドラマの主人公ふたり金栗四三さんと田畑政治さんの名前と人物を僕は知り得た。他にも嘉納治五郎さんの人となりや三島弥彦さん人見絹江さんや有名なところでは前畑秀子さんといったアスリートたちを目の当たりにできてたいへん有意義であった。

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役所さんが演じた嘉納さんは実に魅力的な御仁であった。このドラマで歴史上に有名な人というとせいぜいが犬養毅首と高橋是清首相くらいなものであったろう。あとは市井の人々が大半であり、そこが良かったとA日新聞の視聴評があったが僕もそう感じた。

そう。歴史はなにも歴史上の有名人たちだけが作ったわけではない。大勢の名もない人々たちによってであり極端に言えば皆さんや僕だってそのひとりと成り得るのだ。そのことを原作者のクドカン先生は僕らにつきつけてきたのであり、そういう意味においても今回の大河ドラマは偉大な実験作であり問題作であり傑作たりえたと言えよう。

なにも視聴率が低いから駄作ということはまったくない。今回番組を観た方々の総数は多くはなかったものの、観た人たちの多くに「届いた」作品であったのではないかと思う。

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来年が二度目の東京五輪であるために制作された今回の大河であったのだろう。なれど当時の日本の復興からの新たな黎明期を振り返る意味でもこのドラマのもたらした意義は大きいと思う。そしてドラマは問いかける。成熟社会の今度の五輪はいったいどうなんだい?みんな感動できるのかい?と。

こたえは来年だ。なんか成功するんかいなとちょっと斜に構えている僕なれどやはり国家の威信を懸けた国際行事であるからしてなんとか成功してほしいと願っている。
なにぶん「いだてん」で見事主役を演じた中村勘九郎くんと阿部サダヲさんのご両人に改めてお礼とそしてお疲れさまでしたのねぎらいを言いたい。ほんと、素晴らしいドラマをありがとうございました。嘉納さん役の役所さん他の皆さんもお疲れさまでした。

今朝の家内のお弁当。

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サンドウィッチにしました。昨日近所の酒屋でアフリカ産のオレンジを一個なんと破格の38円税別で売っていたので15個求めた。オレンジママレードを作ります。だいじょうぶか?なんか最近疲れてるのよ僕(*´Д`)。
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