・中村医師は、自分がいなくなっても用水路を作れるようにと、テキストを作って 地元民にノウハウを教えていた。
・中村医師は亡くなったが、中村医師の望んだように、中村医師の名前を冠した用水路事業は、今後も続いていく。
・おそらく今後は 中村医師から指導を受けたアフガン人が中心になって 事業が行われるだろう。
・農業用水は アフガンでは非常に大きな利権。
・大きな利権である以上、その牛耳を執りたいという人間が出てくるのは当然。
・牛耳を執りたい人たちにとって、意のままに動かせない中村医師の存在は障害
・現地民がノウハウを習得したことで、中村医師は 水路建設に絶対に必要な存在とまでは言えなくなった。
嫌な想像が頭をよぎらないでもない。もっとも、中村医師だってこれくらいの想定はしていたはずで、それでもなおノウハウを普及することを選んだあたりが、「覚悟」なんだろうなと。
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