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2019年12月07日09:14

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今日は二十四節気の「大雪」です

2019年12月月 7日(土)は
二十四節気の「大雪(たいせつ)」です
◎古代中国でつくられた季節区分法が二十四節気。
中国の黄河流域の気候がもとになっているので日本とは多少のズレはありますが、太陽が春分点を出て再び戻るまでを 黄経360度として、24等分して神社仏閣の祭事や習慣などの雑節を盛り込んでいます。
太陽が黄経 0度に達したときが「春分」
「大雪」は、春分点から 255度進み、山は雪に覆われ 北風が吹き 平地でも雪が降る頃。スキー場がオープンするなど、本格的な冬の到来。
こよみ便覧には
『雪いよいよ降り重ねる折からなれば也』
…とあります。
よみ下し文には
「朝夕には池や川に氷を見るようになる。
大地の霜柱を踏むもこの頃から。山々は雪の衣を 冬の姿となる頃。」
… と、解釈されています。
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二十四節気をさらに 5日ごとに分けた
「七十二候」は
初候(12月 7日 〜 12月10日頃)
「閉塞成冬(そらさむくふゆとなる)」
◎天地の気が塞がれ、冬が訪れる頃。
空は重い雲に覆われ、空をふさぐかのような真冬の空。
「塞ぐ」という言葉は、寒さから人々を守るという意味でとることもてきます。
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次候(12月11日 〜 12月15日頃)
「熊蟄穴(くまあなにこもる)」
◎熊が冬ごもりの時期に入り、穴にこもる頃。
春になるまで何も食べずに過ごすため、秋に食いだめをします。
熊だけでなく、しまリスやカエル、コウモリなども冬ごもりを始める頃。
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末候(12月16日 〜 12月20日頃)
「鮭魚群(さけのうおむらがる)」
◎鮭が川をさかのぼる頃。
海で育った鮭が、産卵のために自分の生まれた川へと里帰り。北国の冬を代表する光景のひとつ。
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旬の果物
「りんご」「みかん」「ゆず」「柿」など
旬の野菜
「白菜」「大根」「ほうれん草」「春菊」「小松菜」「蓮根」「ブロッコリー」「かぼちゃ」など
秋から冬の大根は、みずみずしく甘みがあります
旬の魚
「サーモン」「ヒラメ」「ブリ」「ふぐ」「たらば蟹」など
寒くなってきた季節には 特に「鍋料理」や「グラタン」「シチュー」など、体が温まり、風邪予防にも◎
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12月8日(日)
「針供養」
事八日の 12月8日と2月8日に行われる行事
全国的には2月8日ですが、西日本の一部では
12月8日に行われています。

江戸時代の頃から 針仕事は女性にとってとても大切な仕事だったことから
この日は裁縫を休んで、折れた針や古くなった針を集めて社寺に納めたり、豆腐やこんにゃくに刺して供養し裁縫の上達を願いました。

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「成道会(じょうどうえ)」
お釈迦様は35歳の時、菩提樹の下で座禅をし、日本では12月8日に成道(悟りを開くこと)したと言われてます。
これを記念して法要が行われます。
場所によって座禅会とともに
みそや酒粕、菜や串柿などを入れたお粥を食べる習わしのある所や牛乳を飲んで祝う所などもあるそうです。
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「事納め(ことおさめ)」
「事」はもともと「祭り」を表し
コトノカミという神様をお祀りします
そのおまつりが 12月8日と 2月8日にあり
「年神様」または「田の神様」のいずれかで、事始めと事納めの月日が逆転することに…

年神様(年を司る神様)を迎えるために、
正月の準備を始める「事始め」が 12月8日
人の日常生活が始まる日、春が来て農作業が始まる日が2月8日(旧暦)の「事始め」で、
その農作業や雑用が終わる締めくくりの日が
12月8日の「事納め」…となります
江戸時代には魔除けのために、サトイモ、コンニャク、ニンジン、アズキを入れた「お事汁」を食べる習慣がありました。
今でもその習慣が残っているところもあるそうです。

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身体を暖めることは、美容と健康に繋がります。
いろいろ工夫してみて、楽しく過ごしましょう。



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