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2019年12月01日20:04

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表題

☆月初め恒例手ぬぃっき。
 読書メーター編

 割と普段通りの冊数。
 冊数の割りに、そして古めの本も混ざる割に「ナイス」が多め。
 『日本タイトルだけ大賞』に参戦してみたから。
 その名の通り、内容抜きで今年発売した本でタイトルが秀逸な作品を挙げて行き、賛同者が多いものが立派な賞。
 実は、去年もあったのだが、ニコニコ系イベントということで、万が一入賞しちゃったら、何かしなくちゃいけないのかなと警戒して、「検討」の末「不参加」にした気がする。
 今年は、まぁよく考えたら獲ることもあるまいと、参加表明のまま今日にいたる。
 ・・・っていうか、ルールがあいまいなので、同じタイトルが何回も挙げられたり、今年発売じゃないのが平気で混ざってたり…。
 以前発売されてた本の文庫版が今年出てもOKなのか、1巻は去年出た本の2巻が今年出たけど登録していいのかとか…曖昧過ぎて困る。
 そして、「ナイス」評価が投票になるんだが、ダーッと見ても沢山ナイスを集めているタイトルは少ない。
 楽しないで、投稿フォームで一人何冊とか決めてタイトル集めて、投票フォームで集計した方が盛り上がる気はしなくもない。



2019年11月の読書メーター
読んだ本の数:9冊
読んだページ数:2644ページ
ナイス数:45ナイス

https://bookmeter.com/users/682213/summary/monthly
■天才王子の赤字国家再生術3 ~ そうだ、売国しよう ~ (GA文庫)
 大陸の東西をつなぐ北の要所に構える小国の王子が、西と東のバランスを見ながら国のかじ取りをするのが大変だから、最高の形で隠居したいと楽するために苦労する第三巻。
 前巻東の帝国の話で、今巻は西の宗教的な祭りを舞台に立ち位置を見極める。
 イゼルローンかフェザーンか。
 国際会議を舞台にしているが、ちゃんと戦争もある。
 これで、大陸の東側の文化と西の諸国の文化を読者に伝え、本当の意味でこの物語が面白くなってくるのはここからなのだろう。
 今回、読み合いに絡むコメディ要素が少なく感じた。
 赤字再生の巻き。
読了日:11月01日 著者:鳥羽 徹
https://bookmeter.com/books/13338080

■閻魔堂沙羅の推理奇譚 金曜日の神隠し (講談社タイガ)
 閻魔堂沙羅シリーズ待望の長編。

※ネタバレスイッチonの為割愛 気になる方は読書メーターへ跳んでください※

 わがまま読者の無責任な感想です。
読了日:11月08日 著者:木元 哉多
https://bookmeter.com/books/14496299

■学園一の不良娘がオレにゲームを作って欲しがっている (ファミ通文庫)
 ゲームが好きなので目について購入。
 フリーゲームとゲーム実況。
 まぁ酷い。
 物語に芯が通っていなく、ご都合主義を通り越して目に余る。
 それこそ、商業小説として読者受けしそうなセリフを散りばめただけの矛盾だらけの構成で、凡百のライトノベルの中でも酷い寄りな印象。
 フリーゲーム制作の趣味を周りに隠して楽しんでいる主人公が、やはり隠れゲーム実況者の不良系女子にバレてしまいタイトル通りな展開をみせる。
 実在のゲームツールやフリーゲームコンテストの名前なんかが登場し、フリゲ&実況ファンには嬉しいかも。
読了日:11月10日 著者:雪月花
https://bookmeter.com/books/14142907

■空とタマ―Autumn Sky,Spring Fly (富士見ミステリー文庫)
 未購入の富士見ミステリー文庫を探してヒットしたセンスのいいタイトル。
 秋に秋の小説を読もうと手に取る。
 家出少年が不法侵入した建物に先客がいた。
 その先客と建物を巡っての攻防譚とでもいえるのかな。
 ミステリー文庫ということで、半端に頭脳戦も意識したのかもしれないが…。
 主人公が中学生ということで、中学生らしいといえば中学生らしいが、全然クレバーな思考は無くミステリ的頭脳戦をミステリー文庫に期待するとかなり残念。
 章の扉絵にオチが描かれていたり編集やイラストぐるみで酷さに拍車をかけている。
 
読了日:11月10日 著者:鈴木 大輔
https://bookmeter.com/books/572582

■はたらく魔王さまのメシ! (電撃文庫)
 「食」をテーマに据えた外伝。
 シリーズの特徴である庶民派魔王の面目躍如な短編集であり、待望の内容ではあるが…正直、新刊の棚で見つけた時ガッカリした。
 こういう面白外伝は、本編完結(もしくは一区切り)してからやって欲しい!
 大昔の野球アニメは投手が振りかぶってから投げるまでに何週もかけたらしいが…大詰めバトル直前から何年かける気なんだ…。
 異界の面々が日本の庶民の味に感動するだけの異界飯の文法ではあるのだが、シリーズの色に染まった飯はいい塩梅。
 店名を変えてもフラペチーノって商標そのまま使うか。
読了日:11月11日 著者:和ヶ原 聡司
https://bookmeter.com/books/13484756

■素直になれたら廃ゲーマーな妹でもかまってくれますか? (講談社ラノベ文庫)
 ほぼほぼタイトル通りな作品。
 普通の高校生兄妹な感じの距離感の普通の兄妹がMMOアクションRPGを通じて距離を詰める話といえるかな。
 軸となる主人公は兄。
 物語の中心はゲームの世界になる。
 小説内ゲーム全般に言えるんだけど、ゲームとして面白そうじゃないんだよね。
 小説の展開のためのゲーム仕様に感じて。
 実在するゲームや、まず面白いゲームがあってそれをプレイする人間模様を描いて欲しい。
 ゲーム用語が説明抜きで語られるシーンも多く、兄妹モノ好きで手に取ると分かりにくいシーンもあるかもしれない。
読了日:11月15日 著者:落合 祐輔
https://bookmeter.com/books/13793726

■神の時空 貴船の沢鬼 (講談社文庫)
 殺人事件的な意味でのミステリ色が薄かったシリーズだったが、3巻にして純粋な殺人事件的な謎も絡まってきた。
 このシリーズはQEDやカンナシリーズと違い、伝奇寄りで超常現象有りな世界観で、読者もそういう視点で読むので相性は悪いとは思う。
 普通に学ぶ歴史や神話・伝承の中に、素人でも疑問に感じなくもない、変な解釈は多い。
 事象をいったんばらし自然な形に組みなおすと、腑に落ちる形が見えてくる。
 そんな歴史パズルな作品。
 タイトル通り貴船あたり鞍馬などから、橋姫周りの謎を解体して組みなおす。
 怨霊の話。
読了日:11月17日 著者:高田 崇史
https://bookmeter.com/books/12420246

■勇者のセガレ4 (電撃文庫)
 このシリーズも面白いと思うんだけどね。
 なんかこう「はたらく魔王さま!」の刊行ペースを確保するための繋ぎな印象があるのよね。
 ライトノベルが打ち切られるときは決着がついていようがいまいが問答無用で新作が出ない。
 打ち切り感漂わせ、多少のご都合もものともせず無理矢理まとめた感じは、そう言う意図でまとめ上げたのかしら。
 最低限の解決と、物語の真相を明かし、ムスコが勇者として独り立ち迄が物語の軸ですよってな感じ。
 「魔王さま」完結した後に、じっくり続けて欲しかった。
 勿体なく残念な印象。
読了日:11月20日 著者:和ヶ原 聡司
https://bookmeter.com/books/14642570

■金田一くんの冒険 1 からす島の怪事件 (講談社青い鳥文庫)
 実は児童書は結構な推理作家が筆を執っている。
 そんな世界に進出した某少年の小学生時代の冒険譚。
 まぁおっさんでも小学生でも、高校生でも設定上の年齢が変化するだけで、基本構造は変わらないのよね彼。
 勿論、悪い意味で。
 小学生ならではの視点で、小学生ならではの事件を、小学生ならではの金田一くんとして解決する話だったらよかったのにな。
 冒険クラブの夏合宿で、離島へ赴き、宝探しをするが、島の伝承とリゾート開発云々…。
 子供向けな難易度のようではあるが、児童書ミステリで慣らした子供には物足りないかも。
読了日:11月24日 著者:天樹 征丸,さとう ふみや
https://bookmeter.com/books/12505245


▼読書メーター
https://bookmeter.com/

 閻魔堂の長編!待ちに待った長編だけど、普通の面白さだった。
 や。面白かったけど、もっともっともっと面白い感じを期待してた。
 
 今月は、プチ旅も無かったっけかな。
 あっても車だった気もするなぁ。
 あれか、毎年恒例の伊豆ぐらいかな。
 年末年始は割と大変だから、冊数は伸びないかなぁ。
 12月に法廷月間を予定していたけど、何冊読めるか微妙。
 新刊もたまっているし…。

 贅沢な悩み。


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