御前試合というのは殿様が御覧になることで 名づけられたものです
小説としては作家の南条さんが書いたもので【駿河城御前試合】いうタイトルでありますけど
駿河大納言忠長の御前で行われた十一番の真剣試合 城内が腥風悽愴と荒ぶその日、武芸者のだれもが破滅の淵へと疾走し、血の海に斃れていった 日暮れ、人去った城内は寂として声なく、人心の倦厭の気のみ残されていたという…
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腕に覚えがあり、我こそはと思うものは出場されたし・・身分の上下は一切不問・・賞金は200両!
みたいな張り紙や瓦版 あるいは立て看板をして募ったことは確からしいです 200両は今の2千万・・
真剣試合だとコレでも安い感じがしますね 1千両位でも良かったのでは?
真剣御前試合は3代将軍家光から始めたらしいです
当初は木刀でしたが・・ソレでは迫力がイマイチってことで 真剣試合になったんですけど ルールが有ったそうです それは寸止め・・
射精の寸止めと同じです(^-^)
ところが木刀と違って真剣試合となると 寸止めなんかやってる 余裕なんて無いですよ
相手の首がモロに切断されたり 頭が真っ二つとかして凄かったらしいです
立会いが始まればナニが勝敗をわけるのか・・
宮本武蔵の書物によると五輪書以外には 相手が極悪人でありこちらは正義や大義が有り それで憎悪をもつことが肝要であると書いてあるのです
生きるか死ぬかの戦いになれば戦争も同じ 相手に情けなどかけていたら
負けると言う事です・・
だから 武芸者の達人になると 鬼のような形相になるそうです・・
新撰組の近藤や土方がそうでした
その顔見ただけで倒幕浪士たちは オシッコ ちびりまくったそうです
ってことで精神的なものが優っていた方が勝ったみたいです
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