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2019年11月11日01:35

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柿と蟻・・

果物が好きで・・

スイカ・桃・梨・マンゴ・枇杷・メロン・柿・・・

この時期、柿の美味しそうなものが店に並んでいる。

ストアーでなく、農協のいかにも農家の庭からもいできた様なのが美味しそう・・

そういうわけで、さっそく購入し早くいただきたいので飛ぶように帰宅。

冷蔵庫に入れて少し冷やし・・

よく我慢して待っているものだと自分をほめる。

少し黒く傷があるようだが、そこがまた良いかも

茎のあるほうを、大胆にスパッと切り落とし・・

「ん・・」

蟻が・・

蟻の巣穴のような黒い溝が切り口にある。

近眼のメガネがぼやけさせて只黒く見える。

メガネを外し、一寸くらいに切り口を寄せて見つめた。

「ゲ・・」

小さなアリたちが湧いて出た。

   我慢して 泣きべそ掻いて 諦めて

山栗のイガを靴で剥いて生のまま、渋さの残る栗を食べて育った私だ。

アリの巣を、切り分けて食べられるところを残し

暫く、食べようか否か悩み・・

ビニール袋に全部入れて厳重に口を縛る。

あぁ

美味しそうだったのに、蟻さんに先を越された。

ふと

前回同じように柿を食べたとき、テーブルに小さなアリが数匹歩いていたな・・

思い出した。

暫く、この蟻たちはどこから来たのだろうと考えたものだ。

「何処でもドアー」か「瞬間移動マシーン」(おんなじことを言ってるような・・)

でもない限り、この甘い柿に気が付くはずはないのに?

そのわけが今わかった。

するとその時、ビニールではなく私の胃の中に蟻たちはしまわれたのか・・

永い事生きてきたが、どうも先が見えてきたようだ。

暫く体調が悪かったわけだ。

虫の祟りで・・

蟻たちから見れば、巨人に食べられたわけで・・

p(_ _:)m

https://www.youtube.com/watch?v=v-1OgNqBkVE




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