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2019年11月13日00:36

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映画ホステル 感想

 パッケージの段階で嫌な予感はしていたけれど、やっぱりサイコホラーだった。
なのでパッケージを見た時点でネタバレしてると言えなくもない。
と言うのも、映画を見始めた時点では、バックパッカー達の出逢いと別れ、そしてエッチな旅行記が続くのだが。
旅の途中で目的が女性とヤル事が主目的となっていき、そこで仲間の内のひとりが行方不明となる所から始まるからだ。
そこまでの時間が長いから、気を抜くと普通の人間ドラマ風と思いがちだが、パッケージを思い出すと、どうしても脳裏にサイコホラーがチラつく。

 そして仲間が拷問されるシーンがカットインされ。
ああやっぱりこうなったか、となる。
なのでパッケージを見ないで視聴するのが正解。
ほのぼの旅ライク映画を見てる内に、仲間が行方不明になりサスペンスになり、拷問のシーンでサイコホラー、最後は逃走劇で終わる。
そんな展開が変わっていくのを楽しむ映画かと思う。

 しかし、なんと言うか、リアリティに欠ける。
犯人が複数人いる為に、動機が様々で、一過性がない。だから犯人の動機を探るシーンはほぼなく、ただの快楽殺人で片づけられてしまっているのが残念。
もっと強烈な殺人衝動がないと、せっかくの恐怖が盛り上がらない。

 つまり本筋よりエログロを観たい為の映画である。
だが、ここでも残念な事に、日本人女性が拷問されている所を助ける主人公なのだが、女性のメイクがまるでゾンビのようでガッカリせずにはいられない。
だいたいにして、自分が拷問され命の危険があるにもかかわらず、せっかく助かったのに、拷問施設に取って返して女性を助けようとするかな?
最後の部分がちょっと雑で、話をまとめる為にリアリティを犠牲にしてしまっている。

 昔に作られた映画かなと思ったが、制作は2006年で意外と新しい、そして見返してみるとしっかり画面がHDワイドサイズで、総指揮がタランティーノ。
続きがあるそうだから、機会があったら拝見してみようではないか。



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