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2019年10月28日13:42

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発達障害

高橋優、NHK「発達障害キャンペーン」イメージソング発表
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=54&from=diary&id=5834724

当節「発達障害」という言葉が其処彼処に踊っている。流行語大賞にノミネートされようほどに。

https://www1.nhk.or.jp/asaichi/hattatsu/index.html

この発達障害という概念は、医学的見識のない小生にはどうもよくわからんな。
なにも感情のコントロールが出来ない症状を指す病名でないことは知っているが。

落ち着きを欠き、うっかりや物忘れ、ケアレスミスが多ければ「発達障害」というのなら、ひと月に2本も傘を失くした小生などは立派な発達障害か。
あるいは、学生時代、片付けが出来なくて足の踏み場もない下宿に暮らしてたから発達障害か。そんな友達はいくらでもいたけど。
まあ、教室の席でじっとしていることの出来なかった自分には、多動性機能障害の傾向が確かにありそうだけど。

しかし、感受性や価値観の特異性によってマジョリティとは異なる反応の仕方をする人間を捕まえては、なべて「発達障害」という脳の病気に仕立て上げてしまう一部の風潮は如何なものか。

「発達障害」という呼称は、人が成長とともに自然と身につくはずの社会規範や情動・情操が育たない、つまり「発達すべき精神性(脳の働き)が発達しない」という意味から来るのだろう。
だが、「価値観や感受性の特異性」との線引きを曖昧にして、なんでも発達障害の言葉で片付けようとする風潮が感じられてならない。

マジョリティを一般的社会通念と呼び、それから逸脱する者を特異な存在として分類するのなら、それはそれで異存はない。
小生など、子供の頃は「変わった子」と言われることを誉れと思い、「平凡」だとか「普通」と言われることが屈辱だったのだから。

が、その特異性をもって「脳の発達の障害」とは呼んでもらいたくはないものだ。
「障害」どころか「進化のし過ぎ」かもしれないではないか。
「発達障害」という呼称は廃し、そうだな「特異脳(能)」とでも呼んでもらおうか。
「進化脳」と呼べというほど図々しくはないから。

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