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2022年02月21日12:10

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北京オリンピック カーリングを振り返る

カーリング観戦が大好きで、以前、体験イベントにも参加したことがある。
SC軽井沢クラブの山口選手と富士急の小穴選手が指導してくれた。
体験イベントなので参加者の全員が初心者。もちろん私も。
テレビで試合を見ていると、ストーンをリリースした後の選手の姿勢がきっちりと保たれているが、まあ初心者はそうはいかない。滑る足元、弱い体幹の私はベターっと氷の上に倒れてそばにいた小穴選手に助けられたっけ。
いつもテレビ観戦しながら、『なんでそこでスルー?!あの石に当てとけば〜〜!』などと好き放題文句を言っていたものだが、そんな簡単なものじゃないことを実感した。
思わず、選手二人に、今まで申し訳ありませんでしたと訳の分からないことを言ってしまった。二人とも笑ってた…いろんなところでそういわれているのかも。

今回参加したカナダ女子のジェニファージョーンズのチームは、前回の平昌の時は出場していなかったので、ものすごく楽しみだった。
日本との対戦の時、ストーンのランプが故障し、審査員を呼ばなくてはならないことが何回かあった。
ストーンについているランプは、ストーンがホグラインを超えたことを示す。それによってシンキングタイム(チームの持ち時間)の減少が止まるので、作戦にも影響する。
ジェニファーがストーンをリリースしようと構えたときそのランプの故障に気づき、審査員を呼ぶ。しかし審査員は隣のシート(試合)を見ているので、すぐに来られないこともある。
このような場面が他の試合でも随分見受けられた。
ストーンのランプの故障、たかがそれだけ?ジェニファーの集中を奪ってはいないか?
チームの持ち時間も奪ってはいないだろうか?
あのカナダチームに日本は勝った。勝ったのはうれしいけれども…。
ちょっと複雑な気持ちになった。

また、他の試合で、サークルの真上からの映像が無いこともあった。
何やってんだこのカメラ、横からばかりの映像じゃ、さっぱりわからないじゃないか!
私のように怒りを感じたファンがおそらくたくさんいたのだろう。
「真上カメラが壊れているため、映像をお届けすることができません、申し訳ありません。」
アナウンサーが繰り返し謝っていた。NHKが悪いわけではない。
開催国の準備が悪いのだ。
ストーンのメンテナンス、カメラのチェック、オリンピックの開催国として、全くお粗末だ。
選手にもファンにも、快適な環境を提供してもらいたかった。

ともあれ、ロコソラーレは決勝まで進んだ。
予選でスイスに敗れ、決勝進出ならずと泣きぬれていたところにスウェーデンが韓国に勝ったのでロコが進出!の一報が来た時、なんて言ってた?
「ウソでしょ?また試合ができるの?!!」
ああ、ほんとにカーリングが好きなんだ、この子たち。また試合がしたいんだ。
ほんとうにいとおしい。
私も、またみられてうれしかったよ。
吉田ちなみが、『いいカーリングします!』って宣言した通り、スイス戦で素晴らしいカーリングを見せてくれた。
ロコソラーレだけではない、ジェニファージョーンズも久しぶりに見られてうれしかったし、イギリスのモアト、スウェーデンのエディンチームの男子決勝戦、スウェーデンのアンナチームとスイスのシルヴァーナチームの3位決定戦もすごく面白かった。
ほんとうに楽しい時間だった。


カーリング女子日本代表がもたらしたメダル以上に大切なもの。十分に伝えた競技の魅力とカーリング界への好影響
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=109&from=diary&id=6858732
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