mixiユーザー(id:6785066)

2019年09月27日10:58

28 view

18950522 NO3040  咸鏡道(ハムギョンド)の物価と日本銀貨流通高・信用及び換率

18950522 NO3040  咸鏡道(ハムギョンド)の物価と日本銀貨流通高・信用及び換率
http://db.history.go.kr/item/level.do?sort=levelId&dir=ASC&start=1&limit=20&page=1&pre_page=1&setId=-1&prevPage=0&prevLimit=&itemId=jh&types=o&synonym=off&chinessChar=on&brokerPagingInfo=&levelId=jh_007_0020_0820&position=-1
駐韓日本公使館記録 7巻  五. 機密通常和文電報往復 一•二 第1冊 (82) [咸鏡道の物価と日本銀貨流通高・信用及び換率]
文書題目 (82) [咸鏡道の物価と日本銀貨流通高・信用及び換率]
文書番号
発信日 *不明だが一応「18950522」としておいた。
発信者
受信日
受信者

(82) [咸鏡道の物価と日本銀貨流通高・信用及び換率]

石油 一函 十五文
日本食塩 一俵 二十文
木綿 一個 三百六十文
古綿 四個 三百六十文
陵麻(*不明) 四個 三百六十文
鮭 百尾 六十文
北魚 百尾 六十文
海蔘(*なまこ) 一包 二百二十文
魚油 一個 二百十文
雑貨 一個 六十文
鉄器 三個 二百六十文
竹 一本 二十五文
煙管 一個 七文
朝鮮塩 一俵 八文
朝鮮莨(*トリカブト 漢方薬か) 一個 百二十文
油紙 一個 六十文
燃付木 一個 六十文
鉄材 百本一個 六十文
白苧(*「苧」はカラムシ) 一個 三百文      

 

日本銀貨の流通高、並びに信用及交換割

(*朝鮮最東北端にある)鏡城(キョンソン)、明川(ミンチョン)、吉州(キルチュ)における日本の一円銀貨は順調に流通している。その流通高については到底調査することはできないが、吉州の問屋「鏡城天一商会」の測算によると、吉州付近に四万円、明川・鏡城間に三万円位だという。
ロシア国銀貨は日本銀貨のような信用がなく、したがって一般に通用していない。僅かに鏡城以北にのみ流通している。これはウラジオストックに行商するものが交換のため携帯しているもので、およそ二万円内外になろうかと言う。
相場は各地ともほとんど一定しており、日本の銀貨は四百八十五文ないし九十文と交換、ロシア国銀貨は四百六十五文ないし七十文での交換で、日本銀貨に比べ常に十五文ないし二十文の低差があると言う。
日本の行商者の行商先において最も不便を感じるものは為替取り組み(*銀行で割り引く=銀行に買い取ってもらう)の方法である。
もっとも其中点本拠(*五字不明)を鞏固にして、商線の延長に従って連絡を計り、活動が信用を得ることになれば、自然その道が開発されるだろう。現に吉州府臨浜場においては二、三の問屋で四、五千円位までは容易に取組むことが出来るようで、また打歩(うちぶ)手数料の如きは場合に (以下 欠文)




0 0

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する