遊戯王VRAINS

終わりましたなあ。
やっぱり最後は場も空っぽ、手札0枚から逆転するんだなあ。そういう様式美は好きよ。
てか、さすがにラストデュエルだけあって見応えがあった。

いかんせん、デュエル終わったあとの後日談とか結構さらり気味で、ちょっと薄味でしたな…
まあ、それは作品全体に言えたことか。

てことで、総括。
ネットの評判では、「あの悪名高いARC-Vはダメなところも多かったが良いところもあった。VRAINSは良いも悪いも何もなく、ただただ虚無」って感じのようです。
これには僕もほぼほぼ賛同ですね…
なんせ、盛り上がりに欠けた。なんだろう、ストーリーが暗すぎたのかな。それと主人公の性格も暗かったし。
うーん、確かに嫌悪感を催すような要素はそんなになかったんだけど、ワクワクするような要素もほとんどなかったのよね…一部のデュエルに楽しめるのがあったことが救い、ってくらいか。
実際、僕個人的に一番重視してるのはデュエル内容なんですが、まあこれは実は及第点あげてもいいと思ってるんですけど、やっぱり1ターンが長すぎるなあ、ってのはどうしても感じました。
ARC-Vみたいに途中省略したり、乱入中断でグダグダってのに比べればずっと良かったと思うんだけど。でも、このキャラならこのカード、みたいないわゆるエースモンスターの魅力ってのは、ARC-Vに負けてるんですよね…

まあ、そんなこんなでOCGのせいって面もあるとはいえ、前作に引き続き課題を残してしまったんじゃないでしょうか。
個人的にも、当落線上ギリギリって感じの評価です。

さて、今回、初めて次作との間に充電期間があるということで、次回作には大復活を期待したいところですね。5D'sのように心底楽しめる遊戯王がまた見たいです。