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2019年09月27日12:04

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ある意味、ラグビーが濃縮された試合だった。

イングランドの最後のプレーに、感動した。

ワールドカップで初の完封さえ可能だったのに、それをしなかった。



何かというと、80分経過のホーンが鳴ったにもかかわらず、イングランドはボールを止めなかった。

イングランドがボールキープをした時点で、ラインにけり出してプレーを止めることも可能だった。
その時点で、レフェリーがノーサイドを宣言するかどうかは別にして、これをすれば試合が終了する可能性が高かった。

*ルールに詳しくない方へ
サッカーと違い、ラグビー(アメフト=アメリカン・ラグビー・フットボールも)は、終了時間が経過したのちも、その時点でボールが動いている場合は、プレーを終了しない。


しかし、イングランドは、それをしなかった。

キックを選択して陣地の挽回を図る選択もあったのに、タッチラインを割る可能性があるからそれをしなかった。

選手全体が、それを選んだ。


彼らの根底にあったもの、
「圧勝している自分たちからプレーは止めない。相手がボールを止めない限り、プレーを続ける」
これしかない。


確かに、珍しいレッドカードが飛び出す荒れた試合になった。
アメリカのプレーの雑さに、閉口してしまう試合だった。
それに引きずられるように、イングランドも荒いプレーをしていた。


しかし、最後のイングランドの見せた姿勢に、ラグビーというスポーツの根本を見せられた。




ラグビー精神は、まさに騎士道であり武士道である。




だから、あれほど暴力的な競技なのに、広く受け入れられているし、日本に広く浸透している(浅いけど)。

武士道精神なんてものがないアジアの他の国には、到底受け入れられるものじゃなく、日本がアジアの君主として君臨し続けているのは、まさにこの精神しかない。



結果的に、アメリカにトライ&ゴールを決めさせてしまうことになり、完封勝利はならなかったのだが、ラグビー精神を示した試合だったと断言できる。




イングランド2連勝!乱闘騒ぎもエディー監督ご機嫌
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=8&from=diary&id=5803742
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