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2019年06月28日09:48

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闇営業自体は問題ではない

吉本興業「一切関わりを」全タレント連名で決意表明
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=8&from=diary&id=5682845
闇営業と暴力団や反社会組織との関わりの問題がごっちゃにされてるよな。
まず闇営業自体は問題なくて吉本と芸人の間での問題だ。
犯罪でもない。
ただし事務所を介さないので反社と関わるリスクが大きくなる。
本当に何も知らないで関わったとしても後から発覚してその責任とモラルが追及されることは免れない。
それに反社ほど正規の営業交渉を避けるから闇営業は芸人にとってもリスクが大きい。
しかし本質的には闇営業ではなく反社との関わりが問題だ。
クリーンな闇営業なら何も問題ない。
闇なのにクリーンというのもおかしな話だが、要は裏営業、直営業ということだ。

闇営業が蔓延るのは吉本芸人が散々ネタにしているように、事務所の中間搾取が酷いせいではないか。
事務所を通さずに直で交渉すればギャラが丸々手に入る。
もっとも宮迫らの場合は入江が間に入っていたが。
それと交渉窓口が人手不足で対応しきれないのが原因だ。
いつもの得意先ならいいが、個人の結婚式や飲み会に出演するための交渉などは巧くいかないかもしれない。
出演先の全員の身元など確認するほどの手間もコストもかけられない。
かといって何も確認せず反社の関わりを許してしまうと事務所全体がダメージを受ける。
そこで、出席者の身元不明な個人の結婚式の営業などは芸人個人に丸投げし、闇で交渉してもらうことが半ば推薦され黙認され常態化していたのではないか。
これが許されないとなるとこの先どうなるのか。
出席者に1人でも反社が混じってればアウトという条件だとけっこう厳しい。
結婚式なんて一生に一度のことであり、出席者も式によってバラバラ、あらゆるジャンル、業界の人間が集まってくる。
これで全員の身元を確認できるのか。
それが面倒だから芸人個人に丸投げ状態だったのでは。

ということはこの先はノーギャラで個人の結婚式、飲み会などで参加するしかないだろう。
普通に付き合いのある人のよしみでボランティアとして参加するということになる。
事務所を通して営業を頼むならけっこう高額になるのかもしれない。
ということは営業そのものが減っていくことになり、芸人全体の収入源も少なくなる。
売れてる芸人ならいいが、売れない芸人は食えなくなるか、バイトと併用しながら芸人を続けるか、芸人を辞めるかすることになるだろう。
それでも闇に手を出す芸人もしぶとく残っていくかもしれない。
売れない芸人なら反社との繋がりが発覚しても個人の責任でとかげのしっぽ切りすれば逃げられる。
しかし少なくとも売れてる芸人は手を出せないので、売れてる芸人と一緒にくっついて闇営業するような芸人の収入はなくなる。
売れてる芸人だとしても、闇で営業するのは収入の少ない後輩が食いはぐれないようにするためでもあった。
宮迫らのケースのように飲み会自体が反社組織の集まりだったならともかく、それ以外も全部アウトにしてしまうのはやりすぎで、吉本だけでなく経済全体から見ても景気に悪影響を及ぼす。
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