ベルリオーズ:劇的交響曲《ロメオとジュリエット》op.17(日本語字幕付き)
指揮/大野和士
メゾソプラノ/谷口睦美
テノール/村上公太
バス/妻屋秀和
振付/安達悦子
バレエ/東京シティ・バレエ団
ジュリエット/斎藤ジュン
ロメオ/福田建太
岡博美 平田沙織 新里茉利絵
石井日奈子 山本彩未
三間貴範 濱本泰然 土橋冬夢
吉野壱郎 杉浦恭太
合唱/新国立劇場合唱団
オケピットに相当する所まで舞台を拡大し、バレエダンサーが踊るスペースを
作成していた。ジャンプ着地のドスンドスンという音が耳障りだった。
ジュリエット役はしなやかな感じで良かったが、ロメオは静止時に安定感がなく、
バランスを崩しかける場面も見られた。
オケは都響らしい冷静な音でありながら、劇的な場面では熱が入って惹きつけられた。
しかしそれ以外の場面では公務員的な安全運転な演奏となり、訴えかけるものが
希薄だった。
新国合唱団はいつもながら安定しいるもの、独唱者の影が薄かった。
特に妻屋は声が出てないのは仕方ないにしても、途中で止まるのではと
ハラハラするようなオケとの掛け合いだった。
合唱、独唱、バレエまでついて最高席5000円という激安のコンサートだったが
終わってみれば値段相当かなと思った。
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