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2019年09月07日17:37

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銃犯罪

ネットを観ていて知った気になること。

あっ、基本的に自分の思い込みですφ(..)

日本とアメリカを比較した時に、発生する銃犯罪の件数は100倍程差があるらしいです。

どこでその差が生まれるのか?

現代だけを見た時に、一番の理由は『誰でも合法的に銃の所持が出来るか』になると思います。

日本ではご存知のように銃の所持が法律で禁止されています。
そもそも売っていません。

逆にアメリカは『銃で身を守ることは憲法に記された国民の権利である』と主張したり、ライフル協会だかが権力と財力を持っている構図のせいで、銃規制が出来ません。

…人里に現れた熊を『傷つけるな!』と主張する動物愛護団体の人の家に熊が現れたら猟友会に泣きついたなんて話があるから、ライフル協会の会長宅で銃撃戦でもやれば認識が換わるのだろうか?(・・;)
いや、これ見よがしに反撃して『やはり銃から身を守るためには銃が必要だ』って言いそうだな┐('〜`;)┌


と、まあこれが現代を見た時の考え。

では過去を考えるとどうなのか?

これを知らなかったのですが、豊臣秀吉の朝鮮出兵の頃の日本の鉄砲保有数は、世界全体の半数程あったのだそうな。

たまたま戦国時代という、武器が欲しくてたまらない時期に伝来したからなのか。
物造り大国と言われる礎が当時からあったからなのか。
新しい物好きが多い日本人の気質が昔からあったからなのか。

理由は分からないけど、戦国時代末期には日本は世界有数の銃保有国でした。

(以下は個人の考えです)

戦国時代の大半というか、織田信長の配下以外では農民が足軽をしていました。
基本的に農民だけど、戦の時には足軽になり戦います。

農業と消防団をやっているからイメージ出来るんですが『畑仕事のない時期のアルバイト』とか『自衛のためにみんなで協力しよう』って言われたら、自分は喜んで参加しますねφ(..)

まあ、そんなわけで戦国時代の農民は武具を持っていたりしました。
天下を平定した豊臣秀吉は『刀狩り』と『兵農分離』をしました。

農民からは武器を取り上げ、農民は農業に専念させます。

これが、1つの大きな分岐点な気がしますね。

刀や鉄砲は限られた人(侍)の持ち物。
一般人(農民)が持つものではない。

これを受け入れることが出来たことが大きいと思います。

農耕民族と狩猟民族という言葉があります。
農耕民族には生きていくために武器は必要ありません。
狩猟民族は生きるために狩猟道具(武器)が必要になります。

アメリカ大陸に渡ったイギリス人は狩猟民族。
未開の土地を開拓し、原住民を追いやり、そしてしばらくすると奴隷を使い富を得ます。
野獣から身を守るため、原住民を追い出すため、奴隷を従わせるため…そんな背景で、常に銃が必要だったんだと思います。


あと、大きな戦争がなかった泰平の江戸時代も重要なポイントだと思います。

刀に比べて銃は『手入れが面倒』で『使うたびにお金がかかる』代物。
銃身の中が錆び付けば暴発の恐れがあるし、火薬も弾薬も無料ではありません。

江戸時代後期には、刀でさえ鞘や柄の装飾にお金をかけるようになったと聞きます。

お金もかからず精神の鍛練にもなる武道は広く残り、砲術は限られた人がやるものになっていったように思えます。


うーむ…遺伝子レベルで狩猟民族は武器を棄てられないから、アメリカ人は多分一生涯銃を手放せない気がしてきた( ̄▽ ̄;)
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