mixiユーザー(id:3472200)

2019年09月04日03:01

217 view

日本軍は補給を軽視したから敗北したという意見がある意味間違いであり、キチンと補給というものを考え仕組みを用意していたが、軍が急速に拡大していくに際して、補給の仕組みを変えず>>

>旧来の組織や人的資源のままに対応しようとして破綻した事を述べている>


太平洋戦争のロジスティクス Kindle版

林譲治 (著)



商品の説明


内容紹介

「日本軍は、ロジスティクス(兵站補給)を軽視したために太平洋戦争に敗れた」としばしば言われる。はたしてそうだったのか。日本陸海軍のロジスティクスの流れと方法、各種関係機関、鉄道や船舶などの輸送手段をつぶさに検討するとともにこの通説を覆す。


内容(「BOOK」データベースより)

日清・日露戦争以来、対外戦争に備え、営々と築き上げてきたロジスティクスのシステムとは?日華事変以降、急速に拡大する軍、拡大する戦線は兵站補給に多大の負担を強いたが、これにシステムは耐えられたのか?トラック等の生産力、人材の育成は間に合ったのか?長大な補給線を含む想定外の戦場、新たな戦争の形態にロジスティクスは柔軟に対応できたのか?強力な国家統制の体制があったにもかかわらず「戦時標準船」で失敗したのはなぜか?技術力、工業力の問題か、マネジメント能力の欠如か?等々、日本軍のロジスティクスを徹底検証する!



nao


5つ星のうち4.0
日本軍敗北の本質的原因 2017年4月30日
形式: Kindle版



日本軍は高い教育水準に支えられて下士官以下の水準は高かったが、エリート層である高級士官の硬直した考え方や組織がせっかくの人的資源を活かしきれなかった。
この書では一般に言われる日本軍は補給を軽視したから敗北したという意見がある意味間違いであり、キチンと補給というものを考え仕組みを用意していたが、軍が急速に拡大していくに際して、補給の仕組みを変えず旧来の組織や人的資源のままに対応しようとして破綻した事を述べている。
これはこと補給に限った事ではなく兵器開発や軍組織など随所に見られる事だが、面白い事に、現代の経済界でもそれは大きくは変わっていない。
日本が一番元気だったのは、旧来の仕組みが全て壊されてしまった明治時代と第二次大戦後だったというのは面白い皮肉だ。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー以上転載ーー
https://www.amazon.co.jp/gp/product/B00SUZDYQO/ref=dbs_a_def_rwt_bibl_vppi_i2
2 0

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する

<2019年09月>
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930