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2019年08月25日02:41

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タラコスパを食べながら人生を考える

日本人が発明した和洋折衷の食べ物の中でも、タラコスパゲッティはカツ丼、あんパンと並んで最高のもののひとつやと思う。
美味い、美味いやないか。
しかし、食べ終わってから少し考えてしまった。
タラコはタラの卵、最初はみんなひとつの袋の中に収まってたわけやん。
いわば、平等に命を与えられた兄弟であるはずなのに、パスタに絡まって人に食べられるやつもいれば、器にひっついたままで洗い流されてゴミになるやつもいる。
いや、鍋についたままのやつもおるわけやもんな。
同じタラコに生まれ、ひとつの袋の中で大きくなっても運のええタラコ、悪いタラコがおるんやで。
いや、それを言うなら、どっちのタラコがしあわせなのかなんて、それこそタラコにしかわからない。
袋ごと焼かれたり、生でそのまま食べられるなら、少なくとも仲間と差はつけへんし。
うん、タラコも人間もいろいろあって、はたから見ればなんぼも変われへんもんなんかもな。

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