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2019年08月20日23:21

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散策雑感・ほにゅうるい

千葉県立中央博物館の特別展。
今回も行きは蘇我駅経由で帰りはバス次第で今回は千葉駅経由。

館内入り、受付を済ませたエントランスにはライオンの雄雌の剥製、その奥には鯨の全身骨格。今回の目玉のツノシマクジラなんですが、てっきり展示室中央に鎮座していると思った。

左手奥の特別展会場へ
中央はホッキョクグマをはじめ各種動物の剥製が並んでいます。

まずは左手手前の壁面
ほにゅうるいってどんな動物・ほにゅうるいの系統樹のパネル。
最新の北方獣類などの分類が反映されたモノ。ナマケモノなどがいる有毛目って何よ。殆どの哺乳類は毛が有るじゃん。あと霊長目のお隣、翼皮目。これがヒヨケザルと言うのもなぁ、コウモリ(翼手目)かと思うよ。

左手壁面展示ケースはまずは分布と地理区。
哺乳類の分類・キャプションの見方、以降は壁面に目別の特徴などと手前に代表的な種の剥製や骨格が展示されています。
まずは単孔目、有袋類から。唯一南米北米に住むオポッサムはもっと取り上げても良いかと思う。
長鼻目は成獣はおけないのか幼獣です。成獣は常設展示のナウマンゾウを。
海牛目、東南アジアとアフリカ東海岸、カリブ海に生息していますがこいつらどう進化したんでしょうかね。とても長距離遊泳が出来るとは思えない、かといって陸にいる間に広がって個別に海に適用したはずもなし。インド大陸の移動と言うことでアフリカ東海岸と東南アジアはなんとか理解できるんですがね。
左手壁面展示ケース最後は鏡。霊長目ヒトですね。

中央奥には展示ケースが2面置かれ齧歯目。小さいけど所属する種数が多く分布域も広いネズミの仲間。兎形目はウサギの仲間。違いは前歯の構造です。
真無盲腸目いわゆるモグラの仲間は奥の壁面です。
翼手目はコウモリの仲間。以外と数は多いし、飛べるから分布域も広い。

入り口から見て左手壁面奥から食肉目・奇蹄目・鯨偶蹄目と続き一番手前は日本と千葉県の哺乳類。陸続きなので千葉県にしか居ない種は居ませんが、逆に千葉県には居ない種はそれなりにいます。主に高い山が無いことや森林が少ないことによる影響だそうです。
改めて中央剥製の群れ。お蔵出しかと思ったら結構借り物があります。国立科学博物館から借りてきているのでパンダもあります。これだけ数があるとツノシマクジラを外に出したのも納得です。

奥の出口から廊下に出て千葉県の外来種・絶滅危惧種。
別室は触れる展示。食性による頭骨の違い。ニホンジカの下顎幼若老による違いを触って感じられます。ちいさな哺乳類・ネズミやコウモリの剥製が発泡スチロールの板に貼り付けられて持てます。ナガスクジラ3種の頭骨の縮小模型・3Dプリンター作成、いくらぐらいになるのか知らないがこういうのは販売してくれても良いよね。部屋の半分ほどはキッズコーナーや記念写真コーナーでした。

常設展の方は変わりなしと思ったら鯨の全身骨格の所にコビトカバとニホンカモシカの剥製が。特別展会場におけなかったか(笑) 常設展にも置くならどうせなら他の剥製や骨格にも特別展と同じキャプションを付けても良いよね。
あとミュージアムショップがレイアウトを変えていた。

特別展は9/23まで 次回はカミツキガメらしい。
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