朝、外で小鳥が騒がしく鳴いているので見に出てみたら
近くの電線に数羽のツバメが留まってました。
よく見るとまだ巣立ったばかりの雛って感じ。電線に留まっているだけでも
ヨタヨタ・・・。たまに親鳥が戻ってくると大きな口を開けて
餌をもらっています。
よーく観察していると、同じような雛でも
しっかりしたのもいれば、幼くてトロいのもいるんだけど
親鳥はそれぞれに合わせて根気よく、飛び立てるように促しています。
しばらくして様子を見に行くと、先程の場所に雛はいなくて
幼くてトロい組み2羽がうちの外階段の手すりに留まって
ピヨピヨ鳴いていました。その2羽の周りを親鳥が飛び回りながら
飛び立つのを促しています。
その2羽を見ていたら、今年大学に入学した息子を思い出しました。
この2羽の親鳥みたいになんで私は彼のペースに合わせて教育してあげなかったのかな。
親のエゴで叱ってばかりで済まなかったな。後悔の気持ちと彼に対する謝罪の気持ちで
胸がいっぱいになりました。
仕事に行くとき、先程の階段の手すりを見たら
もうその2羽は飛び立って、遠くの方で彼らのさえずる声が聞こえました。
時間はかかっても、目的は果たされる。
ツバメの巣立ちを見ながらそう実感した朝でした。
ログインしてコメントを確認・投稿する